サワッディーカー。
タイの首都バンコクで暮らしているライターのpukpuiです。
仏教国としても知られているタイ。
観光スポットとしてお寺の紹介をされる事が多いですが、タイ人の生活にはとても身近な場所です。
今回はお参りの際に知っておきたい文化やマナーをご紹介します。
タイ人の男性は出家するのは当たり前?
タイ人男性は成人してから一度は出家することが多いと言われています。
日本人が思い浮かべる出家とは違い1〜2週間程度から3ヶ月や1年など期間は人によります。
会社でも出家のための休暇が認められているほど出家することはタイの社会において一般的な事柄として扱われています。
女性はお坊さんに触れないように注意を!
タイの仏教と日本の仏教の大きな違い。その1つに女性は僧侶に触れてはいけないという戒律があります。
近寄らないように気をつけ、何か物を渡す必要があるときは直接手渡しではなく一旦テーブルなどに置いてから。
お寺に行くとオレンジ色の袈裟を着たお坊さんたちを見かけますが距離を保つよう気をつけましょう。
タイでお寺に行くときは服装にも注意
タイでは寺院の敷地内ではきちんとした服装を求められます。
特にガイドブックに載っているような有名なお寺は格式が高く、一般的なお寺より更に厳しくチェックされます。
露出の高い格好は避けて女性は肩と膝が出ない服装を。
男性も肩が出ない、ボトムスは七分丈以上の長さを選びましょう。
履き物はビーチサンダルは格式の高いお寺では避けてください。
タイのお寺は靴を脱いで参拝を!
タイのお寺で建物に入る際には靴を脱ぐこと。
涅槃仏で有名なワット・ポーでは参拝者が多いため脱いだ靴を自分で管理するようにビニール袋が用意してあります。
一般のお寺ではビニール袋はありませんが靴は必ず脱ぐようにしてください。
これはどんなお寺でも同じです。
仏像には敬意を表してお参りしよう
タイの仏教の中で仏像はとても大切に扱われています。
仏像の大小、壊れているかどうかに関わらず全ての仏像によじ登ったりもたれる事は許されていません。
触ったりふざけたポーズで写真を撮るなど仏像またはタイの仏教を軽んじていると誤解を受ける行動は控えましょう。
インスタ映えで有名になったワット・パークナムという天井が美しいお寺で床に寝転がって写真を撮る観光客の話しは良くない事例として取り上げられている程です。
まとめ
タイでは仏教と生活はとても深く関わっています。
仏教の行事に合わせて国として禁酒日や祝日が制定されていたり、10代や20代の子たちでも休みの日にお寺に行ったり。
日本とは違うルールに驚くこともあるかと思いますが、海外で違う文化に触れる経験を楽しんでください。