オペラハウス、ハーバーブリッジ、ルナパークなどシドニーを代表する景色はぜひ見てみたい風景ですよね。
この景色を一気に楽しめるのがクルーズですが、シドニーでクルーズツアーの予約をすると結構なお値段が…。
そこで、今回はお手軽にクルーズを楽しめるフェリーの旅をご紹介しましょう。
シドニーとフェリー
シドニーはオーストラリア東海岸、ニュー・サウス・ウェールズ州(以下NSW)に位置し、経済・文化の中心地です。
オーストラリア一の都市でもあります。
フェリーは電車やバスと同じ感覚!?
東京や大阪に住んでいるとフェリーに乗るなんてそうそうありませんが、シドニーでは電車やバスと同じ感覚で利用されています。
通勤時間帯には席が埋まることも。
晴れた日のクルーズは本当に気持ちが良く、「シドニーに来た!」と実感できますよ。
チケットの買い方
①「オパールカード」を使う
画像:https://www.opal.com.au/en/get-an-opal-card/
オパールカード(Opal Card)は、NSW内の公共交通機関で使えるプリペイドICカードです。
駅のキオスクやニュースエージェント(新聞・雑誌、宝くじ等を売る店)、セブンイレブンで購入&チャージができます。
オパールカード購入時に、$10から自分の好きな額だけチャージできます。
このカードの最大のメリットは20~30%の割引が適用されること。
オーストラリアの公共交通機関は驚くほど高額です。
1週間以上の滞在や、公共交通機関を利用してシドニーを回る予定をされている方にはおすすめです。
②1回のみの利用の方は「シングルチケット」を使う
オパールカードがなくても公共交通機関は利用できます。
電車、フェリー、ライトレイル(路面電車)は、ホームか乗り場備え付けの自動販売機で一回の移動のみ有効なオパール・シングルトリップチケット(Single Trip Ticket)を購入できます。
バスは、運転手に行き先を告げてその区間の料金を支払うとOKです。
フェリーの乗り方
ダーリンハーバー(Darling Harbour)からサーキュラーケイ(Circular Quay)までの約30分の船旅をご紹介します。
船の乗り場はワーフ(Wharf)と言い、行き先ごとにプラットフォームが設けられています。
表示板や看板で、サーキュラーケイ行きのワーフを見つけましょう。
ワーフを見つけたら、自動改札にオパールカードをタッチして中に入りフェリーを待ちます。
フェリーは全席自由席なので、空いている席に座って大丈夫です。
天気が良ければ、ぜひ外の前方デッキ席に。
ダーリンハーバーを離れます。
海洋時代の面影と都会的な建物のコントラストが印象的です。
すぐにハーバーブリッジが前方に見えてきます。
シドニー湾を南北に縦断しながら目的地をゆっくりと目指しますが、これも船旅の醍醐味ですよね。
対岸にはルナパークが見えて来ました。
ここにもフェリーが止まります。この日は多くの子供連れがここで降りていきました。
ルナパークに着く頃には、ハーバーブリッジの下にオペラハウスも見えてきます。
ハーバーブリッジをくぐって
目的地・サーキュラーケイに到着です。
この日はなんと世界一の豪華客船「クイーン・エリザベス号(Queen Elizabeth)」もシドニーに来航していました。
滅多にお目にかかれない船なので、本当にラッキーでした。
サーキュラーケイで下船し、ここからは街歩きを楽しみましょう。
オペラハウス見学や、ロイヤル植物園を散策できます。
少し歩くとパブが並ぶ通りがあるので、ビールで休憩しても良いですね。
オーストラリアンパブはもちろん、ドイツやアイリッシュなど、世界各国のスタイルのパブがありますよ。
最後に
フェリーに乗ると、少し違った視点からシドニーの街を楽しめます。
おすすめルートは、やはりご紹介したダーリンハーバー〜サーキュラーケイ。
これぞシドニーという景色がどんどん近付いてくるのは、シドニーに住んでいても毎回興奮します。
シドニーにお越しの際はぜひこの格安クルーズを楽しんでくださいね。
▶シドニーフェリー(Sydney Ferry)
公式HP:https://transportnsw.info/travel-info/ways-to-get-around/ferry