歴史ミステリーを追う!東西文化の交流地マカオの世界遺産「聖ポール天主堂跡」をたっぷり紹介

マカオの有名なランドマークであり世界遺産の「聖ポール天主堂跡」は謎が多く、歴史上のミステリーが残っています。

日本との関わりも深いおすすめの観光スポットです。

西洋と東洋をつないだ、アジア最大の教会について紹介します。

聖ポール天主堂跡の歴史と埋蔵金伝説

聖ポール天主堂跡は、遠藤周作氏原作の映画「沈黙ーサイレンスー」の舞台ともなりました。

日本人と密な関わりがあった場所です。
ここにはイエズス会の埋蔵金が隠されてるという都市伝説があります。

日本人キリシタンの救いの地

聖ポール天主堂は、イエズス会によって1582年にアジア最大の教会およびアジア初の西洋式大学として創設されました。

大変大きな教会であったため、完成までに数十年が必要でした。

そこへキリスト教の弾圧で日本を追放されたり、逃げてマカオへ渡った日本人がやってきて、聖ポール天主堂の建設に参加しました。

ここの地下納骨堂には、殉教した日本人信徒達の遺骨が納められています。

火災と埋蔵金伝説

教会は度重なる火災に見舞われ、2度焼け落ちます。

その都度修復が行われましたが、1835年に3度目の大火災が起き、大きな壁のようなファサードだけが残りました。

このとき隆盛を極めたイエズス会の莫大な資産が、教会内の秘密の通路を通じてどこかに隠されたという伝説があります。

聖ポール天主堂跡に残る彫刻の謎

5層から成るファサードには、緻密な彫刻が施されています。

数百年前に造られた彫刻は今でもきれいに残っており、これは日本の職人が手がけたからだと言われます。

竜になった家康の謎

3層目に7つの頭を持つ竜(ヒドラ)と、これを踏みつける聖母が描かれています。

この竜は日本でキリスト教徒を弾圧した、徳川家康がモデルだと言い伝えられています。

隣には「聖母踏龍頭」という文字が刻まれており、中国語の繁体字が刻まれた教会は世界で唯一ここだけです。

教会に狛犬の謎

また2層目と3層目の左右には、マカオらしい東西文化の融合を表す狛犬の彫刻があります。

普通教会には絶対にありえないはずのものですが、中国のキリスト教徒はお寺も教会も同じものだと考え、魔よけの獅子として狛犬を設置しました。

まだまだ見どころたくさん!周辺のおすすめ

聖ポール天主堂跡周辺には見どころがたくさんあります。

世界遺産や、フォトジェニックなスポットが目白押しです。

恋愛巷

ピンクとクリーム色の建物に挟まれた短い通りです。

両サイドの建物の間から聖ポール天主堂跡がのぞき、記念撮影にも最適です。

ナーチャ廟・旧城壁

いずれも世界遺産です。

お寺の前から聖ポール天主堂跡のファサードの裏側と奇抜なデザインのカジノホテル「グランド・リスボア」が見え、新旧マカオのランドマークが1枚の写真に収まる面白い構図になります。

モンテの砦

世界遺産です。
イエズス会の神父によって運営されていた要塞で、聖ポール天主堂と合わせて1つの大きな複合施設を形成していました。

大砲台のレプリカが、当時の面影を残しています。

360°視界が広がり眺めが良く、マカオタワーから中国本土、港珠澳大橋まで一望できます。


 

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