【初心者必見!】ドイツ旅行6つの基礎知識~トイレ・チップ制度・お店の定休日~


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    目次

    1、スーパーマーケットの定休日
    2、公共トイレ
    3、インターネット事情
    4、現金主義
    5、チップ制度
    6、言語
    7、まとめ

    こんにちは!ドイツ在住のKIKIです。

    ドイツ人と聞くと、真面目で几帳面なイメージがあり、日本人と共通する部分が多いと考えられがちですが、いざドイツで生活してみると、日本で常識であることが、ドイツでは当たり前でないことに多々気づきます。

    筆者もドイツに移住したばかりの頃は、戸惑いや不便を感じたことがよくありました。

    そこで、今回は、ドイツ旅行を計画されている方に向けて、渡独前に知っておくべき基礎知識を筆者の体験談を交えながら6つご紹介していきますね。

    1、スーパーマーケットの定休日

    ドイツを訪れるなら、最初に注意したいのがスーパーマーケットの定休日。

    ちょっとしたスナックやお水など観光前にスーパーに立ち寄りたいという方は多いはず。

    日本で生活をしていると、スーパーが土曜、日曜、祝日に関わらずいつでも営業しているのが当たり前ですが、ドイツでは基本的に、日曜、祝日は定休日、土曜日は18時頃に閉店してしまうお店が多いのです。

    筆者はドイツに移住したばかりの頃、日曜日に最寄りのスーパーへ行ったところ営業しておらず、必要なものが買えずがっかりしたことがあ
    ります。

    それ以降、買い物は土曜日までに済ませておくようにしています。

    「必要なものをスーパーで購入しようと思ったのに…」や

    「帰国前にお土産を買いたかったのに…」など

    日曜日や祝日でどこのスーパーも営業していなかったという事態を避けるためにも、計画的に買い物を済ませておきましょう。

    また、ドイツの祝日について事前に知っておくことも大切です。ドイツの祝日については下記をご参照下さい。

    https://japan.diplo.de/ja-ja/themen/willkommen/feiertag/951056

    例外的に、駅や空港内にあるスーパーマーケットは土日、祝日も営業していることがほとんどですが、22時頃には閉店していることが多く、一般的なスーパーマーケットと比較すると少し割高ですよ。

    2、公共トイレ


    https://www.pexels.com/photo/male-and-female-signage-on-wall-1722196/

    日本では、街中の公衆トイレや飲食店、デパート内にあるトイレを無料で利用するのが当たり前。

    しかし、ドイツでは基本的にトイレは有料。

    地域や場所にもよりますが、50セントから1ユーロが相場です。

    清掃係の人がトイレの入り口で常駐しているため、お金を支払わない限りトイレには入れません。

    また、駅の自動改札のようにお金を入れるとゲートが開くような仕組みになっていたり、個室の入り口にコインを挿入してドアが開封するようなトイレもあります。

    小銭しか受け付けない場所もあるため、あらかじめ小銭を用意しておくと便利ですよ。

    ちなみに、ドイツ語でトイレは「Toilette (トアレッテ)」、または「WC (ヴェーツェー)」と呼ばれています。

    また、ドイツのトイレで私たち日本人にとってややこしいのが、女性用と男性用か見分けがつかないこと。筆者もドイツに来たばかりの頃、どちらが女性用?と戸惑った記憶があります。

    基本的に、女性用には「Damen(ダーメン)」、男性用には「Herren (ヘーレン)」と表示されているので、間違えて異性のトイレに入ってしまったという恥ずかしい思いをしないためにも、覚えておいてくださいね!

      3、インターネット事情


      https://www.pexels.com/photo/person-using-laptop-computer-during-daytime-196655/

      日本では高速インターネットを気軽に利用でき、街中で無料Wi-Fiを見つけるのも結構簡単ですよね。

      しかし、ドイツではそうはいきません。

      ドイツ国内のインターネットは、回線速度が遅いうえに、無料Wi-Fiを利用できる場所が非常に少ないです。無料でWi-Fiを利用できたとしても、時間や利用できるデータに制限がある場合がほとんど。


      https://www.pexels.com/photo/adult-bar-cafe-city-employee-240223/

      というのも、ドイツには著作権法があり、違法ダンロードが行われた際にその責任を取るのは、Wi-Fiを提供した側にあるとされているからです。

      このような事情から、多くの飲食店やカフェで無料Wi-Fiの提供を避けざるをえないのです。

      そのため、渡独前に観光に必要な情報や地図などは事前にダウンロードしておくことをおすすめしますが、インターネットに不便を感じたくないという方は、ドイツのSIMカードを挿入してデータを購入するか、Wi-Fiポケットをドイツ国内もしくは日本でレンタルしてみるのもひとつの手ですよ。

      4、現金主義

      ドイツは意外にも、クレジットカードの支払いを受け付けていない場所が多く、現金主義の国であります。

      交通機関の販売機や飲食店などで、現金のみの支払いしか受け付けない場所が多く存在します。

      さらに、駅やバスの券売機では、紙幣を受け付けないところが多く、不便を感じることも多いです。

      ドイツ国内では、無賃で電車やトラム、バスなどの乗車が見つかるといかなる理由でも罰金が課せられますので、小銭や現金を用意しておくことはとても大切なのです。

      空港の両替所やATMを利用して、現金と小銭を準備してから観光を始めて下さいね!

      5、チップ制度


      https://unsplash.com/photos/-rF4kuvgHhU

      ドイツ国内のレストランでチップを渡すのは暗黙の了解となっています。

      チップを支払わずにレストランを出てしまうと、マナーが悪いと思われたり、店員さんに嫌な顔をされることもあります

      日本にはチップ制度がないため、支払いに慣れない方が多いですが、基本的に支払い金額の10%程度を上乗せして、支払うことをおすすめします。

      ドイツではテーブル会計が基本のため、支払いの際にチップを含めた金額を店員さんに伝えて支払いましょう。

      ドイツ語では、「○○euro stimmt so(○○ オイロ シュティムト ゾー)」と言います。

      金額をドイツ語で伝えられない場合は、金額のみ英語で伝えて「Stimmt so」と言うのもありですよ。

      チップを含めた金額を店員さんにきちんと伝えないと、全てチップだと思われおつりが返ってこないということがあるので、注意して下さいね!

      6、言語


      https://unsplash.com/photos/nF8xhLMmg0c

      ドイツ国内の公用語は、ご存知の方が多いように「ドイツ語」。

      しかし、私たち日本人と比べたら、英語を話せるドイツ人が圧倒的に多いです。

      ドイツへ行く前に、「英語はどの程度通じるかな?」と不安に感じる方が多いですが、ドイツ語と英語は構文や単語が似ているため、特に若い世代のドイツ人は流暢に英語が話せる方が非常に多いです。

      会話の前に、「Do you speak English?」と聞くと「A little.」や「A little bit.」といった返事をするドイツ人が多いですが、十分に英語を話せる方が多いです。

      観光地やホテルではもちろん英語が通じますので、安心して下さいね!

      7、まとめ

      いかがでしたでしょうか?

      今回は、ドイツ旅行前に知っておくべき6つの基礎知識についてご紹介しました。

      日本で当たり前のことが、ドイツではそうではないことが多々あるため、観光中に戸惑ったり、不便を感じないためにも、今回ご紹介した内容を必ず頭に入れておいて下さいね!

         

          ★KIKI

          ライター
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