ヨロブン、アニョハセヨ!
ライターの千歳(ちとせ)です。
今回は韓国旅行についてご紹介致します。
韓国旅行といえば、明洞でコスメを買ったり、東大門で洋服を安く手に入れたりなどが定番です。
そんな韓国旅行の定番に飽きてしまった、またはまだあまり知られていないディープなスポットへ行きたい、という方には『대림(テリム)』がおすすめです。
ジンエアーで仁川国際空港へ
ジンエアーの窓から眺める成田空港
今回は韓国のLCC『ジンエアー』を使い、成田空港から仁川国際空港へ行きます。
近年国内外問わず、LCCは増えており、気軽な韓国旅行が更に身近に感じます。
ジンエアーの機内食(軽食)
今回初めてのジンエアーで、一番驚いたのはLCCなのに機内食サービスがある事です。
チョコレートが入ったパンとゼリーがBOXに入って配られました。
少しお腹が空いているけど、現地で美味しいものを食べたいし・・といった時に、ちょうどいい軽食でした。
テリムとはどんな場所?
テリムとは、ソウルから少し離れた場所にある街です。
中国の朝鮮族と呼ばれる方々が多く暮らしており、街にはハングルだけでなく、中国語も書かれています。
テリムにあるお店はに二か国語表記
街の看板などはハングルと中国語の二ヵ国語表記になっており、一体ここはどこなのかと思ってしまいます。
日本人である私達からすれば、漢字が使われた中国語があると、ハングルがわからなくても少し意味は理解できます。
いよいよテリムへ!
テリム駅
ソウルから地下鉄1号線でシンドリムまで行き、そこから地下鉄2号線でテリム駅へ行きます。
駅自体は小さく、迷う事はありません。
テリムのテコンドー教室
中国語と韓国語で書かれた看板
テリムの街は、韓国の方からするといわゆる『チャイナタウン』だそうです。
平日に行った事もあり、街は閑散としていました。
街で聞こえてくる会話は、東北訛りの中国語や、朝鮮族訛りの韓国語などが聞こえました。
『漢江両替』で両替
街散歩の後は、両替をしにいきます。
『漢江両替』というお店を利用しました。
住所:ソウル市ヨンドゥンポ区テリム路29通り36
明洞などでは外国人向けに両替所が多く存在しますが、テリムにもあります。
韓国はクレジットカード決済が主流ですが、日本発行のクレジットカードが使えない場合も
ありますので、念の為現金は持っておきます。
緑色で書かれているのがテリム駅で、6番出口が最寄りの出口です。
両替後は、テリムでごはんを食べます。
『延吉冷麺』でご飯
選んだお店は『延吉冷麺』のお店です。
『延吉(ヨンギル』という名前は、中国の東北地方にある吉林省の市の名前です。
延吉市には多くの朝鮮族が住んでおり、朝鮮式の冷麺が有名です。
大皿で量も多い
今回頼んだ料理は、ラム肉のクミン炒め・韓国式酢豚・ラム肉入り水餃子です。
韓国式酢豚は『탕수육(タンスユ)』と言って、フルーツなどの甘さや酸味が含まれたタレがかけられている酢豚です。
中国の有名な上海式酢豚のように、黒や濃い茶色ではありません。
また、ラム肉は中国料理で多く使われます。
クミン炒め以外にも串焼きなどもあります。
東北中華と韓国料理が一度に味わえて、店内も2ヶ国語が聞こえるテリムならではのお店です。
店員さんも、その場にいらっしゃったお客様も全員朝鮮族の方でした。
民族文化についても2ヵ国語を交えて話していただき、旅先での異文化交流も楽しめました。
テリムで美味しい料理と深い民族意識を感じる旅
ソウル市内の人混みに疲れたら、テリムへ行ってみませんか。
もちろん、冷麺以外にもコーヒーショップなどもあるので、ゆっくりしたい方にはぴったりです。
民族文化に興味のある方は、ぜひテリムで朝鮮族の皆さんとの異文化交流をおすすめします!