ベルギーではビールが最も有名な特産品であることをご存知でしたか?
ベルギーは日本と比べて小さな国土面積でありながら、100を超えるビールの醸造所の数を誇るほか、銘柄においては千種類以上もの種類があります。
そこで今回は、ベルギーへ旅行で訪れた際には絶対に試しておきたいベルギービールをご紹介します。
1.Jupiler(ジュピラー)
ベルギーのスーパーなどで最も見かける赤と牛のパッケージが印象的なビールです。
また、Jupilerはベルギーのプロサッカーリーグのメインサポーターでもあるので知名度は抜群。
よって国民に1番飲まれているビールと言っても過言ではありません。
とてもすっきりしていて飲みやすく、最初の一杯におすすめですよ。
2.Jambe de bois(ジャン・デ・ボワ)
ベルギー独立革命時の英雄「ジャン・ジョセフ・シャルリエ」が義足であったことに由来した名前がつけられたビールです。
トリプルビール(アルコール度数が9%前後の黄金色ビール)に分類され、ホップの苦味が効いたキレの良さは、ビール好きなら是非試してみたいビールです。
3.Moinette(モアネット)
デュポン製造所で作られるセゾン・ビール(冬の期間に醸造されるビール)です。
Moinetteにはいくつか種類がありますが、私のおすすめは「モアネット・ブロンド」。
洗練された苦味とフルーティーな甘みのバランスが素晴らしいですよ。
4.Chimay(シメイ)
ベルギーとフランスの国境に近いエノー州に位置する、スクールモン修道院で作られているトラピストビールのひとつです。
こちらもレッド・ブルーなどといくつか種類がありますが、おすすめはホワイト。
苦味は抑えめでフレッシュな香りが楽しめますよ。
5.Orval(オルヴァル)
オルヴァル修道院で醸造されるトラピストビールです。
他の修道院がいくつかの種類のビールを醸造する中、この一種類に絞って醸造している点もこだわりの高さが伺えます。
ボディは重めでホップの個性がかなり強いながらも、甘味も複雑に調和しているとてもレベルの高いビールです。
食前酒にもおすすめですよ。
6.westmalle(ウェストマール)
ベルギーのウェストマール修道院で醸造されるトラピストビールです。
今とても人気が高まっているにも関わらず、一定の生産量を維持していて手に入れるのが難しくなりつつあるのだとか。
主にダブルとトリプルの2種類がよく飲まれており、フルーティーな香りがとても印象的。
アルコール度数が6〜9%と高いにも関わらず、どんどん飲めてしまう魅力的なビールですよ。
まとめ
いかがでしたか?
ベルギービールはベルギーに在住している人でも把握しきれない程多くのビールや醸造所の種類があります。
ぜひ奥深いベルギービールを味わってあなたのお気に入りを見つけてみてくださいね。