海外旅行に出かける!となるといつもより念入りな準備が必要ですよね。
準備をするのも楽しいものですが、考えれば考えるほど何が必要なのか分からなくなってしまったり…。
そんな方のために、今回は元海外旅行添乗員で、スイス旅行ももちろん経験し、スイスにも住んでいたことのある筆者がスイス旅行に持って行くと便利なものをご紹介します!
1.列車旅行する人は必携!自転車の鍵付きチェーン
いきなり変なアイテムのご紹介となりますが、スイスを列車で旅行しようと考えている方は鍵付きの自転車のチェーンを必ず持って行ってください。百円均一のものでもオッケーです。
列車に乗って移動する際、スーツケースやバックパックなどの大きな荷物を列車の荷物置き場に置きますが、この荷物を棚にくくりつけ、盗まれないようにするために使用します。
スイスは比較的治安の良い国ですが、置き引きやスリは日常茶飯事と思っていた方が良いです。
荷物置き場と座席は離れていることが多く、席に座ると自然と荷物から目が離れることに…。途中駅で乗ってきた泥棒がサッと荷物を持って行ってしまう危険があります。
荷物をチェーンで巻き付けておけば、狙われるリスクも下がりますし、盗まれることも避けられます。
列車が発達しており、絶景ルートなども多いスイス旅行。
列車移動を予定している方は、絶対に鍵付きの自転車のチェーンをお持ちください。
2.ジップロックやタッパー
スイスと言えばチーズ!チーズをお土産に持って帰りたい方は、大きめのジップロックやタッパーを用意して行くと安心です。
ハードタイプのチーズや真空パックになっているチーズを買う場合は安心ですが、ソフトタイプのチーズや真空パックされていないものは臭いが心配ですよね。
衣服に臭いが移ってしまわないようにジップロックやタッパーがあると良いです。
スイスで有名なチーズは、穴あきチーズのエメンタールチーズや、グリュイエール、アッペンツェールチーズなどハードタイプが多いですが、国境が近いフランスのカマンベールチーズや、イタリアのモッツァレラチーズなども手に入ります。
マニアの方はヤギチーズや青カビチーズなど香りの強いものも欲しいかもしれませんよね。
また、スーパーで売っているチーズはパックに入っていて持ち帰りやすいのですが、市場で買うチーズは包装が簡易的なことが多く、タッパーがあると安心です。
こんな感じでゴロゴロとチーズが売られています。少量からの量り売りもOK!
市場のチーズってとっても美味しいんですよ!ぜひ試してみてくださいね。
また、チーズを持ち帰る方は必ずスーツケースの中に入れて預け入れ手荷物にしてください。
液体類とみなされ、没収の対象となる場合もあります(空港や検査官により対応が異なるため、スーツケースに入れて預けるのが一番安全です)
3.エアーパッキン
スイスの特別なお土産におすすめなのが、スイスワイン!
スイスと聞いてワインのイメージを持つ方は少ないかもしれません。
というのも、スイスワインは生産量がとても少なく、そのほとんどが国内で消費されてしまうのでなかなか国外に出回らないのです。そんな希少なスイスワインをお土産に持ち帰れば話題になること間違いなし!
しかし、ワインといえば割れ物です。持ち帰るのに気を使います…。
さらに液体類で100mlを超えるため絶対に預け入れスーツケースの中に入れなければなりません。
スーツケースの中でワインの瓶が割れたら…想像するだけで悲惨です!
そんな惨劇を防ぐためにも持っていきたいのがエアーパッキン。
ワインの瓶をエアーパッキンでくるみ、ビニール袋に入れてしばり、パジャマやジャージなどの間に挟んで動かないようにして持ち帰ると割れません!
私はこの方法で何度もワインを持ち帰っていますが、一度も割れたことはありません。
また、スイス土産の定番といえばチョコレートですが、板チョコを割れないように持ち帰る際にもエアーパッキンが重宝します。
4.ポケッタブルダウンとストール
高地にある展望台や山岳リゾートへ行く機会の多いスイス旅行。
高地は下界と気温差があり、真夏でも冬の装いが必要なことも。
でも冬のフル装備を旅行に持って行くのはなかなか大変。
本格的な登山や寒冷地で長く過ごす予定がなく、ちょっと展望台へ上がったりするぐらいの旅程なら軽い防寒具の準備で出かけたいところです。
そこで便利なのがポケッタブルダウンと首元を暖めるストールです。
首元を暖めると身体全体が暖かくなるのでストールはとても便利です。
旅行中や機内の体温調節にもとても便利!
ポケッタブルダウンもかさばらずにダウンを持ち運べるのでおすすめです。
5.歯ブラシや歯磨き粉
スイスのホテルは清潔で設備も整っているところが多いですが、よほどの高級ホテルに泊まっても歯ブラシや歯磨き粉が置いてあることは少なかったです。
旅行用の歯ブラシと歯磨き粉を持参してください。
6.ヘアトリートメント
スイスの水道水は硬水。
体や髪を洗うとゴワゴワのガサガサになります。
ホテルにはシャンプーやコンディショナーが置いてありますが、日本人の髪質と合わないのかかなりゴワゴワになります。
女性の方は特にトリートメントを日本から持参されることをおすすめします。
最後に
『これは良い!』というものはありましたか?
旅行を楽しむためにも治安や気候の変化に注意して持ち物を準備したいですね。
そして旅の楽しみと言えばお土産!お土産を上手に持ち帰るためのアイデアもぜひ参考にしてください。
この記事を参考に、皆さんのスイス旅行が安全で快適なものとなりますように!