予想外の結末に⁉ コロナがドイツの大晦日に与えた影響とは!?

新型コロナのパンデミックで各国に影響があり、まさにグローバルパニック状態になっていると思います。

ドイツではオクトーバーフェストやクリスマスだけでなく、大晦日のイベントにも悪影響が及んでしまいました。

今回は通常の大晦日と比べながら、ベルリンを中心にドイツのコロナ禍の大晦日について紹介します。

・毎年恒例のカウントダウンイベント

毎年大晦日になるとカウントダウンイベントが開催されますが、ベルリンの場合はブランデンブルグ門でビッグなカウントダウンイベントが行われます。

通常時は、お昼から何かしらのイベントが行われており、夜はカウントダウン前のため非常に多くの人々で会場が賑わいます。

会場には大きい観覧車やライブステージなどがあり、大きな液晶スクリーンもあるため、ステージから離れたところでもイベントを楽しめます。

そして、新年まで「あと〇秒」になると、定番のカウントダウンコールが始まり、年が明けると同時に打ち上げ花火が上がります。

新年を迎えても夜通しライブイベントなどが行われ、夜更かしをするドイツ人も多く、飲み食いをした後のゴミがそこらじゅうにポイ捨てされているのがちょっと残念ですが、イベント自体は楽しいものとなっています。

・年明け早々のリスキーな個人花火⁉

カウントダウンの打ち上げ花火だけでなく、ドイツ人個人がスーパーなどで大晦日限定の花火を買って路上で打ち上げて楽しむという習慣もあります。

新年を迎えると、路上であってもお構いなしにロケット花火などの花火を打ち上げ、花火の火花が自分の真上や真横に来ることも⁉

その各個人の花火を例えるなら、「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」に出ていたウイーズリー双子の花火といえばいいでしょうか。

信号より低い位置や街灯の真上で花火が咲くことは当たり前で、ドイツのはっちゃけたスリルある花火を楽しめます。

毎年、病院送りになってしまう人がいるため、十分に注意して鑑賞する必要があります。

・大晦日の恒例TV番組「Dinner for One」

大晦日になると、ドイツでは「Dinner for One」という寸劇の番組を見るという習慣があります。

イギリスの演劇作家によって書かれたコメディなのですが、ドイツであるにも関わらず英語で放送されているというのが驚きです。

「最も多く再放送された番組」としてギネスにも登録されているらしいため、面白くて見応えがあるのでしょう。

では、去年のコロナ禍の大晦日は…⁉

ここからは、通常の大晦日と比較してコロナ禍のときはどのようになったのか紹介します。

① 恒例のカウントダウンイベントは参加不可⁉

去年の大晦日にブランデンブルグ門のあたりを見に行きましたが、まだお昼にも関わらずバリゲートで完全に封鎖されており、正面からも左側からも近づけない状態になっていました。

何人もの警察がバリゲートのそばに立っており、マスコミやイベント関係者などの重要人物しか門に近づけない状況でした。

門の近くに立っていた警察に少し話を聞いてみたところ、カウントダウンイベント自体は行っても例年のような屋外参加は一切できず、各マスコミ業者が取材などしてテレビなどのオンラインで楽しむ形に切り替わっているとのことでした。

新型コロナの影響で、家の中でカウントダウンイベントを楽しむというニッチな形になっており、例年のにぎやかっぷりがないというのが嘘みたいで驚きを隠せません。

② 恒例TV番組「Dinner for One」で寝正月増加⁉

新型コロナの影響でロックダウン中のドイツでは、家で新年を迎えるというやり方が激増したと思われます。

そのため、この毎年の恒例番組「Dinner for One」を見る人が多かったと考えられます。

コロナ禍の影響で、ギネス記録を塗り替えたかもしれません。

「寝正月」もかなり多かったのではないでしょうか。

③ 年明けの個人花火は予想を外して例年よりやかましい⁉

カウントダウンイベントを屋外で楽しめないだけでなく、スーパーの花火販売もなしになってしまったため、2020年の大晦日は静かな感じで新年を迎えることになると思っていました。

しかし、この予想が思い切り外れて、家の外で花火の爆音が響き渡っていました。
むしろ、普段よりかえってやかましくなっていて「一体何が起こった⁉」と驚きを隠せない事態。ドイツの花火販売が中止になったにもかかわらず、年明けの個人花火が無数に打ち上げられ、通常よりもリスキーな花火が街じゅうに轟くざまに…。

年が明けたばかりの深夜に家の近くを歩いて様子を確認してみましたが、ドイツのコロナ政策おかまいなしにバンバン打ち上げられる花火を鑑賞できるという想定外なことになりました。

後々聞いたところ、コロナ規制が厳格になる前に隣国のポーランドへわざわざ行って花火を買ってきたそうでした。

外国まで行って年明けの花火を仕入れるというドイツ人のアクティブさに驚きを隠せません。

ただ、ドイツの法律に触れてしまう成分が使われていたせいか、個人花火を打ち上げたドイツ人が逮捕されたり、病院送りになった人も例年よりいたという非常に不思議な年明けになりました。

秋から長引くロックダウンで花火だけに人々の不満も爆発しているのでしょう。

さいごに

今回はドイツの大晦日についてベルリンを中心に紹介しましたが、通常時でもコロナ禍でも元旦の街がゴミだらけで汚くなってしまっているのは例年通りのようでした。

新型コロナの影響で自由に渡航できない状態となっていますが、コロナ禍が明けてからの旅行で年末年始をドイツのカウントダウンイベントで過ごすという素敵なプランを考えてみてもいいのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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