Om Swastyastu!(※オン スワスティアストゥ!バリ語の最上級挨拶)
バリ島をこよなく愛するライターのYuccoです。
バリ島旅行に行った際に必ず目にすることがあるバリ人の正装。
男性も女性もバリヒンドゥー教特有の正装があります。
そして、バリ島にはたくさんの儀式(セレモニー)があります。
お寺に参拝に行く際、沐浴に行く際もバリ島の正装を着ます。
(簡易なサロン&スレンダンだけで沐浴やお寺に入る事もあります)
バリ島の正装の女性が着るものをクバヤ(kebaya)と言います。
クバヤは上半身に着る物です。
総称して『明日はクバヤ着てこないといけないよ!』
とか正装してくる事をクバヤを着てくるとか言っていますね。
男性の正装もまたハチマキのようなウダン(udeng)などありますが、
今回は女性のみと言う事で割愛します!そのうち書けたら書きたいと思います!
※筆者が見聞き、調べたものをまとめたものです。
村や、地域により違う場合もあり、間違っている事もあるかと思います。
あくまで参考にして下さい。
バリの正装、クバヤ
これが、バリ島の女性の正装です!
かなりボディラインが出ますが、
みんなそのボディラインが美しいのです…
お呼ばれ用のクバヤ
もちろんバリ島の結婚式にお呼ばれした際もクバヤを着ます。
結婚式の際のクバヤは日本の結婚式のように、着飾って髪の毛をセットしたり、
ブローチや、クラッチバックなど小物も持っていきます。
普段のお寺に行くのとはまたちょっとだけ違い、
煌びやかなデザインや色合いになります。
(ちなみに私が着ているクバヤはそれほど着飾ってませんw)
オーダーメイドで作成が一般的
私のクバヤは全部で6枚あります!
全て体のサイズを測って仕立てたものです!
バリ島ではクバヤを購入する際は、
みんな自分の体に合わせてオーダーメイドするのが通常です。
布を買って、仕立屋さんに持っていって作ってもらいます。
高そうって思うでしょ??
お値段は意外とお手頃
実はそんなに高くないのです〜♪
1着の仕立て代は日本円にて700円〜1000円くらい。(布代別)
もっと安いところもあるくらいです。
お寺では半袖NG
もしみなさんがクバヤを作るのであれば、
白色の長袖※のクバヤを作っておくと、
お寺に行く際、結婚式、各セレモニーに使うことができます♪
※お寺に入る際に、半袖のクバヤは禁止されております。
サロン(カマン)&スレンダン 〜お寺に入る時はとりあえずこれでOK〜
通常、観光客がお寺に入る際は、
サロン(カマン)&スレンダン(帯)を巻けばお寺の中に入れます。
サロン(Sarung)はインドネシア語、カマン(kaman)はバリ語です。
素材は色々とあり、バティック、イカット、レーヨン、絹、コットンのプリントの物、
様々な種類があります。
スレンダン(Selendang)は帯の事。
クバヤを着た後に、ウエストに巻く帯です。
サロンと色合いを合わせて使用する為、
色んな色を揃えてあります。
私のサロンコレクション。(一部)
青色のはイカット(多分機械での機織り、手織りはすごく高い)
黒色の刺繍はバリ人友達がプレゼントしてくれたもの♡結婚式やオダランの際に大活躍してくれています。
白&黒のは、ペニダ島独特の機織りの製品。結構厚手。
上の赤&黒はコットンプリント。
巻き方は、難しい!
普通に巻くと、日本の浴衣みたいになってしまい
イケてるバリ人女子のようにマーメイドラインの美しいボデイラインが出ないのです!
なので、バリ人の友達にレクチャーしてもらい
なんとかそのように?巻けるようになりましたが、まだまだ練習が必要です。
ロントロソ&ストレップラス 〜ボディラインを美しく〜
こちらは、あったほうが良い品物!
もしない場合は、ユニクロのカップ付きキャミとかでいいと思います!
クバヤは透けるのですよね。
初めて見た時、え、透け透けやん!
と絶句した覚えがありますが、あの透け具合が今は
美しいなんて思ってしまいます。
バリ男子に聞いてみたら、
『もう見慣れているので特に何も感じないとの事』
ホテルでの就業時にはクバヤを着用していたのですが、
このロントロソがないと、見た感じがしっかりパキっとしないし、
ボディラインが美しくないので、常にこれをしていました。
ただ、暑い、むせる。
ただ、これを着るとピシッと背筋も伸びるし、
美意識が上がります!
クバヤの色によって使い分けできるように2色持っています。
最後に
どうでしたか?
お土産やさんなどで既製品のクバヤが売っております♪
バリ島旅行の際に思いがけなくバリ島のセレモニーに出くわすことがあると思います。
ツアーの中ではクバヤを着て沐浴をするツアーなどもありますので、
もし機会があればバリ島の正装のクバヤにチャレンジしてみて下さい!