暑い台湾では、まだ気温が上がりきらない早朝から活動することが多いです。
なので、朝食をしっかりととる人が多く、朝ごはん専門のお店や屋台が沢山あります。
朝は早く
5時頃から開店して、人気店ともなれば売り切れ次第閉店のお店も!
日本では朝ごはん専門店って、なかなかないですよね。
今回は、台湾に来られた際にはぜひ早起きをして利用していただきたい、台湾流朝ごはんとおすすめのお店をご紹介します。
巨大おにぎり「飯糰」
台湾の朝ごはんはご飯やパン、麺など様々な種類がありますが、せっかくなら日本では食べられないものを食べてみたいですよね。
まず、現地ならではの朝ごはんといえば飯糰。
「飯糰」とは?
飯糰は簡単に言うと台湾風のおにぎりです。
もち米や紫米(黒米)の中に肉でんぶや漬物、卵焼き、油條という揚げパンなどの具材を入れて握って出来上がり!
日本のおにぎりに比べると、とても大きく細長い形をしています。
飯糰は作り置きされたものではなくて、注文後その場で作ってもらえるお店がおすすめです。
おすすめのお店を2つご紹介します。
➊具沢山のモチモチ飯糰 劉媽媽飯糰
劉媽媽飯糰は台湾人から人気が高い飯糰のお店。
飯糰の種類が多く、ボリューム満点で大満足。
1番人気の招牌紫米飯糰(45元)は紫米に肉でんぶ、玉子焼き、切干大根、油條が入っています。
こちらのお店はイートインスペースがなく、テイクアウトのみのお店。
もし購入してすぐに食べたい場合は、お店から徒歩30秒程の所にベンチがある広場があります。そちらで座って食べることができます。
劉媽媽飯糰
最寄駅/古亭駅6番出口徒歩3分
住所/台北市杭州南路二段88号
営業時間/5:00~11:00
定休日/月曜日
日本語メニューなし
サイト/ https://breakfast-restaurant-857.business.site/
➋早朝から夜まで営業 「員林商店」
朝ごはんとして食べられることが多い飯糰ですが、こちらの員林商店は営業時間が長く、いつでも飯糰を食べることができるお店です。朝寝坊しても大丈夫です。
飯糰のメニューは1種類のみ。
黒飯糰(35元)という、黒米に肉でんぶ、たくわん、油條が入ったもの。
黒飯糰は黒米100%で、黒米のプチプチ食感と油條のサクサク食感が何とも癖になる飯糰です。
そして、店内にイートインスペースがあるのでゆっくり頂けるのも嬉しいです。
員林商店
最寄駅/東門駅3番出口徒歩10分
住所/台北市金山南路2段129号
営業時間/5:50~22:00
定休日/なし
日本語メニューなし
日本のおにぎりとは違う台湾の飯糰。実際に是非、食べてみてください。大きさやボリューム、そして味に驚くはずです。
お次は…
朝は豆乳!「豆漿」
台湾の朝ごはんといえば豆漿も定番!豆漿とは豆乳のこと。
台湾には朝ごはんに豆漿を売るお店が沢山あります。
豆漿の種類は大きく分けて2種類。
1つ目が
◎ドリンクとしての飲む豆漿。
甜豆漿という砂糖を入れた甘い豆乳や砂糖なしの無糖の豆漿があり、温かいものと冷たいものがあります。
そして、2つ目が
◎スープで食べる鹹豆漿。
柔らかなおぼろ豆腐に干しエビやザーサイ、ネギ、油條という揚げパンを入れたスープ。
これが美味しい!
豆漿の食べられるおすすめ点を2つ紹介します。
➊並んででも食べたい「阜杭豆漿」
台湾の朝ごはんと言えば、1番に名前が上がるほどの超人気店。
長い間、いつも行列必至なのは美味しい証拠。
様々なお店の豆漿を食べている私も、阜杭豆漿は並んでも食べたい朝ごはんです。
阜杭豆漿は写真付きの日本語メニューがあるのでメニューを指差して注文するか、メニューについている番号を伝えて注文します。
優しいスープの味わいに朝からホッとしてしまいます。
テーブルに調味料が置いてあるので、ラー油を少しかけて食べても美味しいです。
また合わせて頼みたいのが厚餅夾蛋40元、日本語メニューだと厚焼きパン+卵。
厚餅とは、窯の内側に貼りつけて炭火で焼くパンのこと。
このパンに卵が挟んであるのが厚餅夾蛋です。
阜杭豆漿の厚餅は熱々で香ばしく小麦の香りを感じます。美味しい厚餅です。
阜杭豆漿
最寄駅/善導寺駅5番出口徒歩1分
住所/台北市忠孝東路一段108号2F-28
営業時間/5:30~12:30(売り切れ次第終了)
定休日/月曜日
日本語写真付きメニューあり
➋豆漿、飯糰、小籠包まで揃う「鼎元豆漿」
メニューの豊富さ、確かな美味しさで地元の台湾人からも愛されているお店。
人気観光地 中正紀念堂の近くにあるため、朝ごはんで利用する観光客が沢山いらっしゃいます。
注文はまず、店内に入ると“テイクアウト?インサイド?”と店員さんがカタコト英語で聞いてくれます。店員さんに店内で食べると伝えます。
空いたテーブルに案内されますので日本語のメニューをもらい、メニューにペンで記入してお会計をします。
こちらも鹹豆漿、日本語メニューだと塩辛い豆乳がおすすめ。
卵入り35元、卵なし30元と2種類から選べます。
蛋餅はクレープの生地に卵を巻いた台湾風クレープのことで、鼎元豆漿の蛋餅はモチモチの生地と卵が美味しいです。
そして小籠湯包、日本語メニューだとしょうろんぽうは8個100元。
朝から小籠包を食べられるのは嬉しいですよね。
他にも飯糰や焼き餃子、肉まんなどメニューの種類が豊富で何度も通ってしまうお店です。
鼎元豆漿
最寄駅/中正紀念堂駅3番出口徒歩6分
住所/台北市金華街 30 号之1
営業時間/4:30〜11:30
定休日/なし
日本語メニューあり
最後に
様々な朝ごはんがある台湾。
旅行の際には是非、少し早起きをして台湾ならではの朝ごはんを楽しんでみてください。
きっと現地の生活を垣間見ることができるはずです!
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