メキシコ中部の観光都市、「サンミゲル・デ・アジェンデ」はスペイン植民地時代の街並みが残っている都市です。
メキシコ政府が国内の魅力ある街に与える称号である「Pueblo Magico(魔法の村)」の認定を受けています。
そんな街のみどころを4つご紹介したいと思います。
目次
➀カラフルな街並み
➁メキシコ国内有数のカフェ天国
➂ハンドメイド店の宝庫!買い物天国
➃昼と夜で一変する街の雰囲気
➀カラフルな街並み
そんな街の見どころ1つ目は。街の中心部から広がるカラフルな街並みです。
近隣にあるグアナファトもカラフルな街並みの都市として有名ですが、窪地のようなところにできたグアナファトに対して、サンミゲル・デ・アジェンデは、台地の上に広がっています。
このため、都市が碁盤の目のように広がっており、カラフルな色に塗られた壁の街並みがお洒落です。
ぶらぶら歩くのも歩きやすく、街中にはおしゃれなカフェや雑貨店などが数多くあります。
街ごと世界遺産になっており、特に中心部の教会から周囲を見渡す景色は素晴らしいものがあります。
➁メキシコ国内有数のカフェ天国
サンミゲル・デ・アジェンデの歴史には保養地として栄えた時期があります。
アメリカやカナダなどから長期休暇のときにこの地を訪れる人が多かった歴史もあり、街中には保養施設がいくつかあります。
その名残として今でも残っているのが多くのカフェです。
この街はカフェ天国と呼ばれるほどお店の数が多く、しかもイタリアンテイスト、キューバテイストなど、メキシコ産の豆は使っているもののさまざまなアレンジ方法で飲むことができます。
店構えも「アシエンダ風」の造りで、入り口は狭く、中に入ると建物に囲まれた中庭があり、そこでお茶を楽しむことができます。
コーヒーだけなく、デザートの種類も豊富です。
特におすすめは「San Agustín」、チュロスの専門店でここのチュロスを食べたいがために訪れる人も多いです。
➂ハンドメイド店が多い買い物天国 チョコレートとオリーブオイルが有名
サンミゲルは、元々、手工業や工芸品で成長をしてきました。
このため、街の中には芸術大学があり、工芸品の製作を行う工房も多い「ものづくりの街」でもあります。
おしゃれな雑貨を取り扱うお店が多いのもその影響ですが、ここの名物はハンドメイドの食料品です。
特にチョコレートとオリーブオイルが有名で、どちらも街の中に専門店が複数あります。
店によって味が異なるので、メキシコの試食文化(プロバール)を上手にしてお気に入りのお店を見つけましょう。
短時間にいくつかのものを見たい場合には「Mercado de Artesanias」がおすすめです。
▶Mercado de Artesanias
➃昼と夜で一変する街の雰囲気が素敵
サンミゲル・デ・アジェンデに宿泊するのであれば、おすすめは街の中心部のホテルです。
なぜなら、この街は昼と夜で雰囲気が大きく変わるからです。
昼は、おしゃれなカフェや雑貨店が立ち並ぶ魅力ある街、これが夜になるとマリアッチの音楽が鳴りひびく中世の街に変貌します。
特に中心部にあるカテドラル(教会)やソカロ(公園)を中心としたエリアでは、週末を中心に夜遅くまで音楽が流れています。
そんな音楽を聴きながらアシエンダのレストランで食事を楽しむというのもサンミゲル・デ・アジェンデの楽しみ方です。
昼と夜の街の雰囲気の違いを楽しみましょう。
まとめ
ここまでメキシコ中部の観光都市「サンミゲル・デ・アジェンデ」の魅力について紹介しました。
街全体が世界遺産に登録されているだけあって、スペイン統治時代からの建物が見所です。
また、昔から手工業が盛んだった歴史を象徴するように、今でもハンドメイド品が多く売られています。
美味しい食べ物も多いので、メキシコに来たらぜひ訪ねてほしい街です。
|