台湾の南部にある都市、台南をご存知ですか?
台南とは?
台湾は台北が有名な都市ですが、近年台南も人気が上昇中。
台南は“台湾の京都”と呼ばれる昔懐かしい街並みが残るエリアです。
1885年に首都が台北に移るまで台湾の政治や文化の中心は台南でした。
だからこそ様々な歴史ある建物や遺跡も多く、また台湾小吃と呼ばれる台湾グルメの数々が生まれたのも台南と言われています。
台南への行き方やおすすめ観光スポットはこちらの記事で紹介しています
食の都「台南」
美味しいグルメが沢山ある台湾の中でも昔、政治や食文化の中心であった台湾南部の都市台南は台湾一の食の都と言われています。
台湾の特徴的な食文化と言えば“小吃”。
直訳すると小さく食べるという意味。
食堂や屋台で食べる1品のことで、軽食やスナックと言われています。
その小吃の多くは台南で生まれたと言われていて、今でも台南には沢山のお店が軒を連ねています。
なので、台南での食事はレストランでしっかり食べるより、少しずつ色々なお店の食べ歩きがオススメです。
また食堂や屋台では、2〜3人で1品の注文も大丈夫なので、様々な小吃を食べ歩いてみてくださいね。
沢山ある台南グルメの中でも、特に有名な料理や台南でしか食べられない料理をご紹介します。
➊牛肉湯
台南名物と言えば牛肉湯”。
町の至る所に牛肉湯の看板が見られるくらい沢山のお店があります。
台南は台湾牛肉の産地で、近くに食肉処理場があることから毎日新鮮な牛肉が手に入ります。
なので、このような生の牛肉に熱々のスープをかけた牛肉湯を食べることができます。
新鮮な牛肉なので臭みも無く柔らかく美味しい。そのまま食べても良し、生姜やタレに付けて食べても美味しい。
▶友愛牛肉湯
住所/台南市中西區友愛街109號
営業時間/5:00~14:00(売り切れ次第終了)
定休日/火曜日
➋小卷米粉
台北ではなかなか見かけないので、台南ならではのスープ。
米粉というビーフンのような細い玄米麺も台南独自のものだそう。
米粉はプツプツ切れやすいので麺というより柔らかいマカロニのよう。
よく見かける米苔目とは違うそうです。
柔らかくプリプリのイカは醤油と唐辛子ペーストにつけていただきます。
▶葉家小卷米粉
住所/台南市中西區國華街二段142號
営業時間/8:30~売り切れ次第終了
定休日/月曜日
日本語・写真付きメニューあり
➌虱目魚(サバヒー)粥
台湾で養殖されている魚 虱目魚。
イワシやニシンの様な魚で、台南は一大養殖地。新鮮な虱目魚を使った料理を食べることができます。
中でも阿堂咸粥の虱目鹹粥は台南の朝ご飯の定番。
刻んだ虱目魚の白身は柔らかく出汁もでており、ニンニクが効いたスープはあっという間に完食してしまいます。
▶阿堂咸粥
住所/台南市中西區西門路一段728號
営業時間/5:00~12:30
定休日/火曜日
➍蝦仁飯
新鮮な海老をネギや醤油、砂糖などで炒め出汁で炊いたご飯と合わせたり、海老と出汁とご飯をチャーハンの様に炒めたり、お店によって様々な作り方がある蝦仁飯。
出汁が染み込んだご飯は美味しく、台湾と言えばの魯肉飯や鶏肉飯とは違う蝦仁飯は食べて欲しい1品です。
▶集品蝦仁飯
住所/台南市中西區海安路一段107號
営業時間/9:30〜20:00
定休日/不定休
日本語の注文伝票があります
➎碗粿(ワーグイ)
碗粿は台湾のお米や米粉を使った茶碗蒸し、プリンのようなもの。
ご紹介する富盛號碗粿の碗粿は鶏肉や肉燥、シイタケなどが入っていて食べ応えがあり美味しい。
またシチューのような、グラタンのようなクリーミーさもあり、今までに食べたことがない食感に一口食べれば驚くはず。
▶富盛號碗粿
住所/台南市中西区西門路二段333巷8號
営業時間/7:00~17:30
定休日/木曜日
最後に
お店に行く前に定休日と営業時間を再度、確認することをお勧めします。
台湾では営業しているはずなのに行ったら休みだった、閉店時間より早く店が閉まっていることがあります。
旅行中の時間は大切なので、サイトやフェイスブック、Instagramを確認してから行くことをお勧めします。
美味しい台南グルメと古き良き街並み、台湾を訪れた際には台南にも足を運んでみてください。
台北とは、ひと味違った台湾を楽しめますよ。