ルート66の概要
シカゴとサンタモニカを結ぶ全長2347マイル(3755キロ)のアメリカ最初の国道のひとつルート66。
すでに廃線となった今も多くのファンをはじめ、観光客が訪れます。
詳しくは知らないけれどルート66と聞くと古き良きアメリカの街並みを想像する人は多いのではないでしょうか。
ルート66を車やバイクで横断!というのが旅の醍醐味であり多くの旅人が夢見るのですが、それには2週間は欲しいところ。
ルート66には代表的な街が各所にあり、そこを訪れるだけでも十分雰囲気を楽しむことができます。
今回はルート66の中間地点であるミッドポイントをご紹介します。
ミッドポイントってどんな街?
ミッドポイントとは地名ではなく、シカゴから1139マイル、終点のサンタモニカまで1139マイル…と、ルート66のちょうど中間地点だからそのように呼ばれています。
そのミッドポイントがあるのがエイドリアンという一見なにもなさそうな小さな小さな街…というか集落(!?)です。
正直、本来であれば通り過ぎてしまうくらい小さくて観光地になりえない、なんにもない集落なのですが、ルート66の中間地点でいちやく町おこしに大成功!
ってことは日本も北海道~沖縄までの全長を測ってそのど真ん中にある町も観光産業になるのでは…?!(実際どこなのか気になる!)
話はそれましたが…、ルート66の旅の中ではとても重要なスポットのミッドポイントについてご紹介します♪
ミッドポイントでやりたいこと
正直ここミッドポイントでやることは2つしかありません。笑
1つはミッドポイントの有名な看板のところで写真を撮ること、もう1つはミッドポイントカフェという有名なカフェに立ち寄ること。
主にその2つ。
街歩きするような街もなく、車を降りて用事を済ませて帰る…以上!といったスポットなのですが、ルート66を旅する人たちは、ここをスルーするわけにはいかないのです。だからこんなところにカフェがあってもやっていけるんですね♪
ここミッドポイントも山Pが「ルート66 ~たった一人のアメリカ~」で立ち寄りました。
私は山Pの番組でミッドポイントの存在を知り、いつか行ってみたいなぁ…と思ったのがキッカケです。
道にはルート66のマークがあるので要チェック!
ミッドポイントカフェでひとやすみ。名物のパイを食べる
カフェの外観そのものが街のランドマーク的存在!いかにもなアメリカンダイナーのような見た目がそそります。
あいにく私が訪れたときは雨が降ったりやんだりで空がどんより…。
青空に最高に映えるだろうな~…と思える雰囲気のカフェです。
お店の入口からわくわくしますね♪
店内はルート66のデコレーションがとってもかわいくセンスのある雰囲気。
お店の人も温かく迎え入れてくれます。
カフェに用事がなくてもルート66関連のお土産も充実しているので、せっかくなので立ち寄って、来た記念になにか買うとよいと思います。
ポストカードやステッカーなど地名入りの記念になるものがたくさんありますよ。
このカフェで有名なのがアメリカンなホームメイドのパイ。
アメリカ好きな方ならときめくこと間違いなしのパイ!
決してオシャレな見た目ではないけどホームメイドパイってアメリカの定番な感じがいいんですよね。
私が注文したのはキーライムパイ。
日本人の口にも合うさっぱりしたパイでとっても美味!オレンジジュースは山Pが番組でオーダーしていました。
私が店内にいたときにちょうど団体のツアー客が押し寄せてきて店内は大賑わい!
休憩&お土産での立ち寄りだったようで嵐のようにあっというまにお店を後にしていました。
改めて有名なスポットなのだな~…と実感。
ミッドポイントの看板前で記念撮影!
ここを訪れる人が100%やることです。この看板撮らずに何しにここへ…?というくらい重要な看板。
一人旅でまわりに人がいない場合でも大丈夫!
ご親切に手作りのカメラ台が設置されているので、そこにカメラやスマホを置けばイイ感じの写真が撮れちゃいます!
ここも、抜けるようなアメリカの青空だったらもっと最高だったのだけど…あいにくの厚い雲が…
滞在時間は1時間いたかいないか…。というか1時間もいたなんてかなり長い方だと思います。
カフェでゆっくりして雰囲気に浸ったり、自由に書き込める旅人ノートがあったのでそれに書き込んでみたりしていたので長い滞在な方でした。
カフェの目の前には思わず写真を撮りたくなる光景がちらほらあるので、小さなスポットを最大限に楽しんじゃいました!
アクセス方法
正直ここに行くにはアメリカドライブの旅(またはバイク)をしない限り、難しいでしょう。
日本人向けのツアーは見たことがないです。
日本からの直行便が飛んでるダラス・フォートワース国際空港からレンタカーの旅を出発させる旅だとシンプルで行きやすいかもしれません。
実際私もそこから出発させて立ち寄りました。
一番理想的なのはシカゴから本気でルート66横断の旅をするときに立ち寄ること。
そのためのミッドポイントなのですから。
まとめ
いかがでしたか?
小さな町エイドリアンにある、名所ミッドポイント。
旅人たちが休憩も兼ねて立ち寄る、かなりアナログであたたかみのあるサービスエリア的な存在のスポットなのかもしれませんね。
小さくてなにもない田舎町なのに、深く印象に残る素晴らしいアメリカのスポットの紹介でした。