NYの朝食といえば、ベーグルが有名なのをご存知ですか?
ベーグルはもともとユダヤ人が作り出したパン。
NYでは、ユダヤ人移民の多いので美味しいベーグルに出会うことができます。
周りはしっかり硬いのに、中はモチモチ。
今回は、そんなNYのベーグルについてご紹介します。
ベーグルって?
アメリカ特にNYがベーグルの発祥の地と思っている方も多いと思いますが、実は違います。
もともとはポーランドのユダヤ人から生まれたというベーグル。
NYはヨーロッパからの移民が多いことから、その移民たちが各国の食べ物をNYでも、引き継いでいるのです。
このベーグルもその一つ。
NYにユダヤ人が多いこともあり、本場の美味しいベーグルをNYで食べることができるというわけなんですね。
ベーグルは「円形のパン」という意味で、その名の通りドーナツ型の円の形をしています。
ずっしりとした質量のあるパンで、噛めば噛むほど美味しいですよね。
ベーグルの作り方
普通パンは小麦粉とイースト菌を混ぜ、練って休ませて成形して焼くという工程ですよね。
でも、ベーグルは普通のパンとはちょっと作りかたが違います。
普通のパンと同様、小麦粉やイースト菌を使ったり、休ませ、成形するところまでは一緒です。
でも、ここからがちょっと一手間必要なんです。
なんと、ベーグルは焼く前にお湯で茹でます。
茹でるという一手間をかけた後は、普通のパンと同じく焼いて出来上がりです。
NYのベーグルはよく美味しいと言われるのですが、それはNYに本場ユダヤ人が多いという理由と、NYの水がベーグル作りに適しているからだそうです。
そして、そのベーグル、表面がつやつや光沢のあるものに出会うことはありませんか?
それは茹でる時にお湯に蜂蜜を入れているからなんですよ。
ベーグルの種類
ベーグルには色々な味があります。
プレーン、シナモンレーズン、ホールウィート、ソルト、エッグ、セサミ、エブリシングなどなど。
日本ではブルーベリーだったりラズベリーなど甘い系のものを見かけます。
本場NYではそのような物はあまりなく、強いて言えばシナモンレーズンが甘いかなと行った感じです。
それよりも生地にウィートやエッグなどを練りこんだ味や、上にソルトやセサミなどをふりかけているものが人気です。
レインボーなんていうカラフルなベーグルもありますよ。
ベーグルの食べ方
NYでベーグルを食べる時は、クリームチーズがつきもの。
プレーンのクリームチーズも欠かせませんが、具入りのクリームチーズも人気です。
クリームチーズにスキャリオン(ねぎ)やサーモンが練りこんであるものはさっぱり頂けます。
また、甘いラムレーズンの味や、リンゴジャムとレーズンが練りこんである味も美味しいと評判です。
個人的には軽く焼いてバターをつけて食べるのも、とってもシンプルで好きです。
しっかりと食べたい方は間にクリームチーズとスモークサーモンを挟むのはいかがでしょうか?
NYのデリでベーグルを注文するとベーグルの種類と同時に中に入れる具を自分で選ぶことができるので、是非、お好きな具をオーダーしてみてくださいね。
最後に
NYの朝食の定番ベーグル。
1つ食べればお腹いっぱいになる大きさと食べ応えは、活動的なニューヨーカーの源になっているのだと思います。
NYでベーグルを食べたい方は、ベーグル専門店はもちろん、デリやベンダーなどに足を運んでみてくださいね
NYの味が味わえると思います。