ヨーロッパ各地で11月下旬頃から始まるクリスマスマーケットは、ヨーロッパの人々にとって冬の風物詩ともいえる一大イベントであります。
大小様々な規模で開催されるクリスマスマーケットですが、期間中はキラキラしたイルミネーションに加え、ホットドリンクや各地のB級グルメ、小物を扱った屋台が立ち並びます。
クリスマスマーケットをお目当てに、この時期に日本からヨーロッパを訪れる方も多いですよね。
そこで、今回はヨーロッパのクリスマスマーケットを100%楽しむために注目したい5つのポイントをご紹介します。
1、ホットドリンク
どのクリスマスマーケットでも必ず目にするホットドリンク。
11、12月のヨーロッパはとにかく寒く、場所や時期により雪が降ることもあります。そんな時は、ホットドリンクをいただきながら身体を温めましょう!
どこのクリスマスマーケットでも、ホットチョコレートやホットワインが販売されており、来場者は必ず一杯は飲むほどの人気ぶり!
クリスマスマーケットの名物的存在でもあります。
ワインやチョコレートのあまーい香りが屋台の周りで漂っているので、その香りを目当てに覗いてみて下さい。
ドイツでは、Glühwein(グリューワイン)として知られるホットワインに加え、ビール大国だけに温かいGlübier(グリュービール)が見られることもあります。
どちらもシナモンが入っていることが多く、甘味もあるので飲みやすいですよ。
ホットドリンクは、ガラスや陶器でできたオリジナルのカップに注がれて提供されます。
このカップは購入時にデポジットとしてお金を支払うのですが、飲み終わった後に返却すれば返金されます。
屋台や地域によって違ったデザインのカップが用意されているため、記念に持ち帰るのもありですよ◎
クリスマスマーケットで飲みたいドリンク↓
2、ローカルグルメ
クリスマスマーケットにおいて、ローカルグルメも欠かせません!
屋台には、各地のローカルグルメを始めヨーロッパで人気のスイーツやスナックも見られます。
ドイツでは定番のカリーブルスト、焼き鮭を炭火でグリルしたフラムラクス、シュトレンやレープクーヘンは外せません。
オランダでは、フリッツはもちろん薄手のワッフル・ストロープワッフル、一口サイズのパンケーキ・ポファチェスが定番。
ベルギーに来たら、ワッフルはマストスイーツであります!
規模の大きいクリスマスマーケットへ行くと、他のヨーロッパの国々のローカルグルメも幅広く扱っているので、食べ歩きを目的に訪れてみるのも楽しいですよ!
3、アトラクション
クリスマスマーケットでは、メリーゴーランドや観覧車などの仮設遊園地がみられることもあります。
遊園地と聞くと子供向けに感じる方が多いですが、ドイツを始め他国ヨーロッパでは、子供だけではなく大人も楽しみます!
観覧車に乗れば、クリスマスマーケットの全貌を上から眺めることができるのでおすすめですよ。
仮設のスケート場まで登場するクリスマスマーケットもあります。
上記の写真は、ドイツ・デュッセルドルフのクリスマスマーケットで毎年登場するスケート場。
まるで冬のテーマパーク!
4、会場の装飾
クリスマスマーケットでは、会場や街の装飾にも注目したいところ。
クリスマスマーケット期間中は、周辺の建物やお店もクリスマス仕様になり会場を盛り上げます。
街の至るところでクリスマスのデコレーションが見られるため、ただ見て回るだけでも楽しいですよ。
どこのクリスマスマーケットにも大きなモミの木のクリスマスツリーが登場するので、注目してみて下さい。会場により装飾も異なるので、見比べてみてはいかがでしょうか?
5、夜のライトアップ
クリスマスマーケットの最大の見どころともいえるのが、夜のライトアップではないでしょうか?日が沈み暗くなると、無数のライトが点灯し、クリスマスのムード全開になります。
なんだか、絵本の世界に迷い込んだような気持ちにもなりますよ。キラキラしたイルミネーションに包まれて、冬のヨーロッパのロマンティックな雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか?
さいごに
今回はヨーロッパのクリスマスマーケットで100%楽しむために注目したい5つのポイントをご紹介しました。
クリスマスマーケットは、ヨーロッパの人々が心待ちにしている冬の一大イベントであり、子供から大人まで楽しみます。規模にもよりますが、私たち日本人にとってはテーマパークのような感覚でエンジョイできますよ!
クリスマスマーケットは野外で開催されているので、防寒対策も忘れずに行って下さいね!
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