インド北部には別名「ピンクシティ」と呼ばれるジャイプルという街があります。
ピンクシティという名前を聞いただけで期待値とワクワク度が上がってしまいますが、実際の街は私たちの期待を裏切らない美しい街です。
せっかくインドまで来たので、タージマハルだけでなく旅好きにしかまだまだ知られてないピンクシティに行って女子力を高めちゃいましょう!
<ジャイプルへの行き方>
①飛行機:
デリー国際空港の国内線ターミナルから1時間で移動でき、片道3,000円からとお得です。
②電車:
デリー市内の複数の駅から出発し、片道4,5時間ほどです。1日にたくさん本数がありますが、出発時間や所要時間によって値段も300円から4,000円と幅があります。
③バス:
デリー市内には発着場所がいろいろあり、片道1,000円ほどで所要5時間前後です。以下サイトから予約できます。
https://www.redbus.in/
<なんで街がピンク色なの?>
イギリス統治下中の1876年、アルバート王子の訪問に合わせ、歓迎のために街中をピンクに塗ったのが始まりだそうです。
今でも旧市街と呼ばれるエリアは全体をピンクで保っています。
<ジャイプルのオススメ観光スポット>
①ハワー・マハル(風の宮殿)
昔々の1799年にこの地を治めていた当時のマハラジャ(王様)が建てた5階建ての宮殿です。
外部の人に姿を見られることが禁じられていた宮廷の女性たちは、この953もある小窓のどこかから、こっそりと外の世界を眺めていたそうです。
正面から見ると堂々としていますが、横から見ると「あれっ?」と思うぐらい奥行きがなく、訪れたことがない人しかわからない新発見という感じで面白いです。
階数が変わることで景色も違ってきますので、あなただけのお気に入りスポットを探してみてくださいね。
なお、昼も素敵ですが、夜のライトアップされた宮殿も豪華できらびやかですので、昼と夜の顔を楽しんでください。
②アンベール城
ジャイプル旧市街から30分ほど走った小高い丘の上に、もともと砦だったものを改築して現在の宮殿が建てられました。
繊細なデザイン、可愛らしい色使い、無数のガラスが埋め込まれた壁、キュートな透かし窓など女子のハートを掴んで虜にしてしまいそうなものばかりで、昔の人の美的センスにため息ものです。
<終わりに>
インドというと「カオス」や「混沌」といった言葉を思い浮かべると思いますが、ご紹介したピンクシティのように「カワイイ」という言葉がピッタリな街もあります。
他にもブルーシティと呼ばれているジョードプル、ホワイトシティと呼ばれているウダイプルも、同じラジャスターン州にありますので、それぞれの街を訪問しお気に入りの「カラー」を見つけてみてはいかがでしょうか?