琉球王朝の起源!?沖縄のちょっとマイナーな城「浦添城跡と浦添ようどれ」

    こんにちは。

    今回は、琉球史で重要な拠点、「浦添城」について紹介していきます。

    沖縄の城では、今帰仁城や首里城、勝連城などが有名ですよね。

    これらの城とくらべると、浦添城はあまり知らていません。

    ガイドブックなどにもそんなに紹介されていません。

    理由は、単純に、城壁などが上記の城と比べるとあまり残っていないんです。

    それでも、メルギブソンの映画「ハクソー・リッジ」の舞台になったり、最近少しずつ注目されてきています。

    今回は、そんなあまり知られていないが、実はけっこう見どころたくさんの浦添城について紹介していきます。

    浦添城の場所

    住所:浦添市仲間2-53-1

    那覇から車で、約20分のところにあります。

    国道330号を曲がり、ヤクルトのキャンプ地などで知られる浦添市民球場をすこし奥に進んだところにあります。

    ※Google Mapの案内で浦添城を検索していくと、メインの駐車場でなく、浦添城の含まれる浦添大公園の真ん中らへんの駐車場に案内されます。

    が、そこより、北側にある駐車場からいったほうが、散策は楽です。

    浦添城とは

    13世紀末に作られた中山(沖縄本島中部)を収めていた城です。

    政権が首里城に移る前までは、沖縄本島で一番大きな力をもっていた城と考えられています。

    その後、1609年に薩摩に攻められた際に、焼け落ちてしましました。

    また、1945年の第二次世界大戦の際の沖縄戦で、城の合った丘陵(前田高地)が激戦地となり、残っていた城壁なども失われてしまいました。

    この激戦が映画化されており、それが、上に書いた「ハクソー・リッジ」です。

    現在の浦添城跡地では、前田高地の陣地壕や、石垣、琉球初期の王陵である浦添ようどれが復元されており観光できるようになっています。

    浦添グスク・ようどれ館が近隣に作られており、出土品や浦添の歴史などが楽しめます。

    また、浦添城跡は高台にあるため、高台から眺める風景も非常に美しいです。

    浦添城跡には、入場料は必要ないですが、浦添グスク・ようどれ館に入場するには、大人(高校生以上)100円、子ども(小・中学生)50円(市内の小中学生、未就学児は無料)の入場料が必要です。

    浦添ようどれ

    「浦添ようどれ」とは、琉球王国初期の王陵で、1265-1274年に、英祖王が築いたと言われています。

    ちなみに、ようどれとは、琉球語で夕凪の意味です。

    写真の奥側が英祖王、手前側が尚寧王の墓といわれています。

    浦添グスク・ようどれ館に、英祖王の墓

    内部が実物大で再現されています。

    なかなか見ることのできない墓の内部は独特な雰囲気があり、このようどれを見たあとであればより楽しめると思います。

    ようどれに向かう途中にある暗しん御門といわれる道も、歴史を感じられ、心なしか少し涼しく感じます。

    もともとは、トンネルで名前の通り薄暗い場所だったそうですが、現在は、戦争で上部の屋根が破壊され普通の道となっています。

    また、ようどれに入っていく道は、細い階段なので、小さな子どもやお年寄りの方と一緒に行く場合は、注意が必要です。

    前田高地(ハクソー・リッジ)

    第二次世界大戦時、日本軍の陣地となっており、激戦が繰り広げられた場所です。

    もともとは、浦添城の合った場所でもあり、この激戦により、残っていた石垣なども破壊されてしまいました。

    戦争の様子は、映画「ハクソー・リッジ」で見ることができるので、興味があれば是非見てみてください。

    映画はアメリカ軍の視点ですが、戦争の悲惨さを感じられます。

    また、個人的には、映画として非常にいい作品だと思います。
    メルギブソンの初監督作品としても有名ですよね。

    中には入れないですが、陣地壕の跡も残されています。

    狭い入口でこんなところに入って戦っていたとは今では考えられないです。

    現在は崩落の可能性があるとのことで壕の中への立ち入りは禁止されていますが、上記の映画「ハクソー・リッジ」で壕内のシーンも公開されているので、映画を見た上で現地をみるとより想像を膨らませることができると思います。

    奥には、前田高地の戦没者の慰霊碑も建てられています。近隣は墓地になっています。

    ただ、現在は、非常に美しい風景の楽しめる公園となっており、当時の悲惨さは微塵も感じられません。

    知らなければ、ただただ美しい場所です。

    浦添八景にも指定されているワカリジーといわれる岩もここの東にあります。

    浦添グスク・ようどれ館

    浦添城、ようどれから出た出土品や、浦添の歴史を紹介している場所です。

    発掘調査の様子や浦添の歴史も学ぶことができます。

    上でも紹介しましたが、英祖王の墓内部の実物大の再現は見ごたえがあります。

    入場料はかかりますが、歴史が好きな方であれば非常に楽しめる場所となっています。

    また、浦添グスク・ようどれ館のとなりにも、非常に風景が美しい展望スポットもあるので、そちらもおすすめです。

    まとめ

    今回は、浦添城跡と浦添ようどれ、前田高地(ハクソー・リッジ)について紹介しました。

    琉球の歴史を感じられる場所でありつつ、戦争跡地でもあるある意味、沖縄史を代表するような場所です。

    歴史にあまり興味のない方でも、高台から眺める風景は一望の価値があります。ぜひ訪れてみてください。

     

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