みなさん、南ドイツの山の合間にギリシャにタイムスリップしたような場所があるのをご存じですか?
今回は圧巻間違いなし!
南ドイツが誇る絶景スポット『ヴァルハラ神殿』をご紹介します。
ヴァルハラ神殿とは?
ミュンヘンから車で一時間ほどの所にレーゲンスブルクという町があります。
その町の山中にそびえたつヴァルハラ神殿はまるでギリシャにあるパルテノン神殿そっくり。
それもそのはず、この神殿はかつてバイエルン王であったルートヴィヒ1世の命を受けて建てられた神殿であり、ギリシャのパルテノン神殿を模して造られました。
1842年に完成したこの神殿は、ドイツの偉人をたたえるために建てられたとされています。
この立派な建造物が180年以上前にすでに存在していることに驚きます。
ヴァルハラ神殿までのアクセス
山中のヴァルハラ神殿に行くには、レーゲンスブルクから遊覧船、もしくはバスで山の下からひたすら階段を上るか、山の中程の駐車場まで車で行く方法があります。
私たちは体力的に不安だったので車で向かいましたが、体力に自信のある方は山の下から見上げるヴァルハラ神殿を眺めながら神殿を目指してみてください。
駐車場に車を停めて階段を少し上がると目の前に宮殿と空が広がります。
近づいてみると規則的に建てられて太い柱が印象的な建築に思わずドイツにいることを忘れてしまいそうです。
小高い山の上に建てられたこの神殿からの眺めは圧巻。
眼下に見下ろすドナウ川のゆったりとした眺めと、一面に広がる畑はずっと眺めていられる素晴らしい景色です。
時間の眺めとともに景色が変わりまるで動く絵画のようですよ。
見どころ
まずは外観をぐるりと見てみましょう、神殿の外は無料で見学することができます。
急な階段が多いのでかならず滑りにくい安全な靴で行くことをおすすめします。
私が訪れた日は快晴、青空の中に浮かぶ真っ白いヴァルハラ神殿はとても神秘的で美しかったです。
人込みを避けたい方は朝がおすすめです。
神殿だけの写真を撮影したい方は特に早めに行きましょう。
私は9時過ぎに現地につきましたが、すでに何組か観光客が来ていました。
ヴァルハラ神殿の中に入るにはチケット(4.5ユーロ)が必要です。
中にはたくさんの胸像、銅像が飾られ、ドイツに貢献されている人たちの数の多さが一目でわかります。
日本人にもおなじみの音楽家ベートーベンや宗教革命家のルター、詩人のゲーテなどの像が置かれていますので、探しながら館内を歩くと楽しいかもしれません。
最後に
ヴァルハラ神殿、少し観光地から離れていますが、十分足を運ぶ価値のあるスポットです。ぜひ一度訪れてみてください。
▶ヴァルハラ神殿
公式HP: https://www.schloesser.bayern.de/deutsch/schloss/objekte/walhalla.htm
館内入場料:4.5ユーロ (2021年6月現在)
開館時間:9時~18時(4月~10月) /10時~12時、13時~16時(11月~3月)
※2121年5月現在、コロナの影響で予約が必要となっております。
公式HPをご参考にしてください
(入場料、開館時間は2021年5月時点のものです)