こんにちは。
年が明けて2月!冬真っ盛りの一年で一番寒い時期ですね。
北海道や東北などの地域では、連日大雪のニュースなどが流れています。
ですが!なんと沖縄では桜の開花シーズンなんです!
1月の終わり頃から2月頭にかけて桜の開花〜満開のニュースが流れます。
同じ日本とは思えないニュースの振れ幅ですよね。
今回は、そんな日本で一番早く桜を楽しめる沖縄の桜まつり!
もとぶ八重岳桜まつり、名護桜まつり、今帰仁城桜まつりなど多くの桜まつりが開催されています。
ちなみにこの3つは(沖縄県北部美ら海水族館などの近く)なので行くのが少し大変です。
そんな桜まつりの中でも、空港から30分と比較的行きやすい”やえせ桜まつり”をご紹介いたします。
やえせ桜まつり詳細
会場:八重瀬公園
住所:沖縄県島尻郡八重瀬町富盛(那覇空港から車で約30分)
開催時期:1月20日〜2月5日(18:00−20:00は夜間ライトアップされます)
https://www.okinawastory.jp/event/600009073
コロナ禍前までは、ステージイベントなども行われお祭り感もつよかったですが、2023年度は、ステージイベントなどはなくライトアップのみが行われています。
このままいけば来年からはステージイベントなども復活するかも?
また、この時期のみ公園内の野球場前に、臨時駐車場が設置されるので、桜を見に行く場合、そちらの駐車場がおすすめです!
(通常の駐車場から看板に従い坂道を登った先にあります。通常の駐車場は下のほうにあるので階段を登らないといけないので大変です)
沖縄の桜
本州などで見られる桜とは種類が異なり、寒緋桜(かんぴざくら)と言われる品種です。
↑の写真のように、下向きに花をつけ、色もうす淡いピンクではなく、濃いピンク色の花をつけます。
本州の桜のように花びらがヒラヒラと散るのではなく、ボトッと花ごと落ちてきます。この散り方も独特でおもしろい桜です。
パッと見は、桜というより梅に近いような見た目の桜です。
また、沖縄では、本州でよくやるような桜の下にビニールシート等を広げて宴会をするような”お花見文化”はありません。
ドライブや散歩をしながら桜を見て楽しみます。
なので、俗に言う””お花見”のような楽しみ方を期待されるとちょっと違うので注意が必要です。
やえせ桜まつりを実際に歩いてみる!
ライトアップされる夜間も美しいですが、個人的には晴れた空の下の桜のほうが好きなので、今回は昼時間に撮影、取材しています。ライトアップもみたいと思った方は是非、現地に来てみてくださいね!
桜まつりの臨時駐車場をでるとすぐ野球場と桜と雄大な自然の景観が美しい場所が広がっています。
今年はステージイベントなどはないですが、出店も出ていました!
また、八重瀬町のゆるキャラ、”やえせのシーちゃん”も遊びに来ていました!
くまモンのような知名度はないですがかわいいですよね!ちなみにやえせのシーちゃんは、八重瀬グスクに住むシーサーの精です。
夜にライトアップされ光のトンネルとなる写真スポットも準備されています。
桜まつりとは関係ないですが、足湯も設置されています!(ちなみに温度は非常に熱かったので長湯は無理でした。。)
そしてここから見える景観も美しいです!
両側に桜が植えられている道を下っていくコースが準備されています。
写真だと満開ではないので寂しくも見えますが満開のときは、桜のトンネルといった感じで中を歩くだけで楽しい気持ちになれます。
階段で下っていくと真ん中たりに小さな公園があり休憩スポットとなっています。
花壇には桜以外の花も咲いていて美しいです!
ところどころ写真スポットがあるので寄ってみても楽しいですね!
また、やえせ公園内には八重瀬グスクの跡地も残されています。
上のちいさな公園のすぐ下のあたりが八重瀬グスク跡地です。
この八重瀬グスクを舞台に、組踊 身替忠女(みがわりちゅうじょ)というものも作られています。
写真の石碑は上に記載した足湯の隣あたりに設置されています。
組踊とは、一言で言えば琉球王朝の歌舞伎や狂言、オペラのような伝統芸能で、音楽、踊り、唱えで構成される歌舞劇です。
組踊は、ユネスコの無形文化遺産にもなっており、沖縄、日本だけでなく世界的に評価されています。
ちなみに八重瀬グスクが舞台の身替忠女は、1756年に首里城で上演された記録が残っていたのですが、長く内容がわからないものとなっていました。
それが1988年に台本が見つかり1997年に、なんと241年ぶりに上演されるという面白い経緯のある作品です。
まとめ
やえせ桜まつりは、けっして大規模のまつりというわけではないです。
ですが美しい桜を楽しむという意味では、おすすめのお祭りです!
高台から見える景観と桜のコントラストは本当に美しいです!
また、良くも悪くもそこまで混雑していません。
ゆっくり写真を取ったり、ベンチに座ってのんびり桜を眺めるなど、ゆったりと過ごせるまつりです。
また、広い広場で子供が走り回って遊ぶスペースもあるので、まだ桜に興味のない小さなお子様連れでも楽しめるまつりとなっています。
桜好きで、誰よりも早く桜を楽しみたいという方はもちろん、冬の沖縄にお越しの際は、是非、やえせ桜まつりに足を運んでみてくださいね!