アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴにあるラホヤコーブは美しい海と街並みが自慢のリゾート地です。
日本のテレビ番組でも時々紹介されるので、ご存知の方も多いかもしれません。
今回は、元在住者がラホヤコーブの魅力やアクティビティについてご紹介します!
目次
1. ラホヤコーブとは
2. 風景
3. アクティビティ
4. 滞在時の注意点
まとめ
1. ラホヤコーブとは
サンディエゴのダウンタウンから海沿いを北に約20㎞、車で20~30分のところにある高級リゾート地ラホヤ(La Jolla)。
その一角にあるビーチがラホヤコーブ(La Jolla Cove)です。
波の浸食でユニークな形になった海岸、そこに集まる海鳥や動物、お洒落な街並み全体が魅力の観光スポットとなっています。
観光エリアは他の都市と比べるとこじんまりとしていて、歩いて見て回ることも可能です。
2. 風景
青い空・青い海
ラホヤという地名は「宝石」という意味の古いスペイン語からとられています。
海岸沿いからは、青い海がカリフォルニアの強い日差しを反射して宝石のように輝く景色が楽しめます。
海の生き物
美しい海はもちろん、もう一つラホヤコーブを特徴的にしているのが集まってくる海の生き物たちです。
海岸の岩場にはカモメやペリカン、アシカ、アザラシが集まっています。
アシカは観光客の目の前まで登ってきますが、全く人怖じせずのんびりと過ごしています。
アザラシは特に「チルドレンズプール」という人工入り江に集まっているのが圧巻です。
こんなに間近に野生のアシカやアザラシがいるのはラホヤならではの体験でしょう。
日没
太平洋に沈む夕日を眺められるのもラホヤコーブの魅力です。
目の前に広がる空と海が紫やピンク、オレンジに色を変え、巨大スクリーンのように感じられる時間です。
3.アクティビティ
ラホヤコーブでのおすすめの過ごし方です。
街歩き
海岸線に沿って遊歩道と公園が整備されています。
のんびり景色を見ながら歩いたり、ピクニックをしたり、スポーツをしたりと思い思いに過ごすことができます。
海岸線から離れると美味しいカフェやお洒落なギャラリーが集まるエリアになり、こちらも散策が楽しめます。
洞窟探検
海岸の一部は天然の洞窟になっていて探検することができます。
北側の海岸沿いにある『The Cove Store』というお店で入場料を払い、出発するシステムです。
▶The Cove Store(ザ・コーブストア)
入場料:大人5ドル、17歳以下3ドル
営業時間:年中無休9時~18時(洞窟入場は17時30分まで)
※祝日は時間変更あり
公式サイト:https://www.cavestore.com/
ウォーターアクティビティ
ラホヤの海は寒流が流れて込んでいるので水温が低めですが、海水浴やサーフィン、カヤックなどを楽しむことができます。
サーフィンやカヤックなどはオプショナルツアーとして申し込むこともできます。
イベント
ラホヤコーブでは一年を通してイベントが盛んです。
独立記念日の花火やハロウィン、クリスマスのようなアメリカらしいイベントだけでなく、クラシックカーのお祭り(La Jolla Concours d’elegance:https://www.lajollaconcours.com/
)やハーフマラソンも開催されています。
気軽に参加できるものも多いので旅程が被ったらぜひ参加してみてください。
4.滞在時の注意点
野生動物には触らない 手を伸ばしたら触れられそうな距離までアシカや海鳥に近づけますが、野生動物に触れることは連邦法で禁止されています。
動物愛護の観点だけでなく、思わぬ事故やケガの原因にもなりますし、衛生的にも問題があるので、野生動物には触らないようにしましょう。
駐車場探し必勝法
サンディエゴは車社会、レンタカーでの移動がとても便利ですが、ラホヤコーブは特に人気のエリアなので駐車スペースは常に争奪戦です。
一番手軽なのは無料の路駐スペース。
海沿いの観光に便利なところに停めたい場合は午前の早い時間を狙うと比較的空いています。
午後にはいっぱいになってしまいますが、海から少し離れた街中の駐車エリアを探すとスムーズに駐車できます。
路駐が空いていない場合は私営駐車場を利用することになりますが、こちらは少々割高です。
カモメに注意
ラホヤコーブにはカモメがたくさん。しかも、人の手から直接食べ物を奪って行くほど気が強いです。
ピクニックをする場合は食べ物を放置しないこと。
特にサンドイッチやピザといったパンを使った料理のは狙われやすいので、食べている時も周囲に気を配りましょう。
まとめ
サンディエゴの観光名所の一つ、ラホヤコーブを紹介しました。
青い空、青い海、眼前に迫るアシカに個性的な現代アート…といったカリフォルニアらしい風景が楽しめるユニークな場所です。
サンディエゴにお越しの際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。