メキシコを代表する観光地がカンクンです。
どこまでも広がる青い海と白い砂浜は、メキシコだけでなくアメリカや欧米からも人をひきつけます。
そんなカンクンを楽しむにはいくつか知っておくとよいルールがあるので紹介します。
オールインクルージブを利用して優雅なホテル滞在を
カンクンのホテルでは「オールインクルージブ」というルールを採用しているところがあります。
オールインクルージブとは?
オールインクルージブというのは滞在中の食事代、飲み物代、アクティビティの費用など全て込みになっている料金体系です。
ホテルのレストランは24時間いつでも使え、どこでも飲み物を頼むことができます。
滞在中に財布を持って移動する必要がなく、アルコールも飲み放題なので楽しい時間を過ごすことができます。
カンクンでホテル滞在のリゾートライフを楽しみたいのであれば、オールインクルージブのホテルは、お勧めです。
カンクンは全体的に物価が高く、飲み物も高いので、その点から考えてもお得になります。
過ごし方に合わせたホテルを選ぶ
カンクンにはホテルが数多くあり、ハイアットやフィエスタアメリカーナなど世界的に有名なホテルグループも進出してきています。
ホテルの数も50以上あり、その中から選択することになります。
そこでポイントになるのが「ホテル選び」です。
「ホテル選び」のポイントは目的をはっきりさせること!
カンクンのホテルでは、それぞれでターゲットが設定されており、目的に合わせて楽しむことができます。
例えば「グラン・カリブ・ホテル」は、子供向けのプールが充実しており、オールインクルージブタイプ。
そのため、家族連れには人気が高い一方で、子どもの声や歓声が大きいので落ち着いた雰囲気ではありません。
「ウェスティン・ラグナマール」は逆に18歳以上でなければ宿泊できないホテルです。
ホテルの内装から食事まで落ち着いた雰囲気が用意されています。
このようにホテルごとにテーマがあり、ターゲットが決まっています。
自分たちがどのようなグループで何を目的に行くのかを決めてホテル選びをするのがポイントです。
ホテルゾーンとダウンタウン
カンクンは「ホテルゾーン」と「ダウンタウン」の大きく2つに分けられます。
7の字の半島のような部分に広がるのがホテルゾーンで、その先端部分がダウンタウンになります。
ホテルゾーンは高級ホテル街で物価が高い
ホテルゾーンは高級ホテルが立ち並んでおり、1泊2万円以上するのが相場です。
ダウンタウンは物価が安い
一方、ダウンタウンには1泊1万円以下のホテルも多く、バックパッカー向けの宿泊施設もあります。
ホテルゾーンは物価が高く、スーパーやお土産物店も値段が高いですが、ダウンタウンに行けば庶民価格で物を購入することができます。
バーやレストランも多く、メキシコらしい雰囲気が味わえるのもダウンタウンの特徴です。
2つのゾーンをうまく使い分けよう
ホテルゾーンとダウンタウンの間にはバスが運行されており簡単に移動することができますし、夜でも比較的治安が良いので安心して遊ぶことができます。上手に使い分けて遊ぶのもカンクンの楽しみ方です。
ハイシーズンはクリスマスとセマナサンタ
リゾート地カンクンのホテル価格はシーズンによって大きく変動します。
倍以上価格が変動するので、シーズンを間違えなければ高級ホテルでも安く泊まることができます。
ハイシーズン
まず、一番のハイシーズンが、12月末のクリスマス休暇です。
このエリアは暖かいのでメキシコだけでなくアメリカや欧米の避寒地となっています。
クリスマスの前(12月20日から25日)は最も込み合う時期であり、ホテル代だけでなく航空券代なども値上がります。
2つ目がセマナサンタ休みです。
いわゆるキリスト教の聖週間に関連するお休みで、期間は年によって変わりますが、毎年4月の上旬から中旬ごろにあります。
この期間も長期休暇を取得することが可能になるので、ホテルの価格は値上がります。
おすすめのシーズン
逆にオススメのシーズンが8月です。
この時期はカンクンが暑すぎる(といっても気温は32度程度なので日本の夏感覚)という理由で観光客が減ります。
ハリケーンがやってくるリスクはありますが、高級ホテルに安く泊まることができるチャンスです。
他には年末年始(クリスマス休暇明け)も安くなるシーズンで狙い目です。
クレジットカードやドルも使える
アメリカからカンクンを訪れる場合には、無理にメキシコペソを用意する必要はありません。
カンクンの両替はレートが非常に悪いのです。そこで米ドルを持っているのであれば、そのままドルで支払いをしましょう。
カンクンでは米ドルの支払いをすることができます。
さらにクレジットカードを使うことができるお店も多いので、メキシコペソでなくても滞在することは可能です。
交通手段は、バスが最も安くタクシーはかなり高額です。
Uberがカンクンにはなく、ホテルゾーンに行く場合には定額のタクシーを使うかホテルのリムジンバスを使うことになります。
メキシコシティの感覚でいると価格差に驚くかもしれませんが、カンクン価格と思って割り切りましょう。
まとめ
いかがでしたか。メキシコを代表するリゾート地カンクンを紹介しました。
どこまでも広がる青い海を見ながら過ごすのはとても気持ちが良いです。
ホテルのアクティビティも充実しているので、海を見ながら、プールに入り、お酒を飲むというメキシコ流のバカンスの過ごし方をしてみてはいかがでしょうか。