月の石にダースベイダー!?ワシントンDCの国立大聖堂をご紹介♪

    ワシントンDCにある国立大聖堂はネオゴシック建築の荘厳な建物です。

    その大きさと装飾の細かさだけでも圧倒されてしまいそうですが、大統領の就任式や要人のお葬式も行われる、国を代表するような教会でもあります。

    今回は、元DC在住者が国立大聖堂についてご紹介します。

    目次

    1. 国立大聖堂とは
    2.ステンドグラス
    3.展望台からの景色
    4.ダースベイダー
    5.基本情報
    まとめ

    1. 国立大聖堂とは

    83年もの年月をかけて作られた、とても大きな宗教建築物です。DCどころかアメリカでも大きい部類に入ります。

    ヘレンケラーとサリバン先生があったり、3.11の際に日本のためのお祈りが開かれたりと日本人にとってもつながりを感じるようなスポットです。

    地元のキリスト教徒のための礼拝が行われていますが、キリスト教徒でなくても中に入って見学することができます。

    2.ステンドグラス

    メインの建物に入ってまず、目を奪われるのが豪華なステンドグラスの数々。

    一つ一つに意味のあるステンドグラスに大きな礼拝堂の四方が飾られ、晴れた日中は色づいた光が堂内に差し込み、とても幻想的です。

    特に目立つのが本堂の3か所にある大きな円形のステンドグラス。それぞれ“Rose Window”、”Church Triumphant”、“Last Judgement Rose Window”という名前です。形は同じですが、色遣いや描かれているものに差異があるので、見比べてみると面白いですよ!

    また、アポロ11号が持ち帰った月の石もここ大聖堂で見ることができます!

    本堂に入って奥の方、受付から見て左側上部の“Space Window”という作品として組み込まれています。

    3. 展望室からの景色

    入場チケットには上の展望室の見学も含まれています。市内には背の高い建物が少なく、大聖堂は高台にあるので、展望室に上がるとワシントンDCの街を一望できます。

    ワシントンDCは都会でありながら緑も多く、春は名物の桜、秋は紅葉が楽しめて、特におすすめのシーズンです。

    4. ダースベイダー

    西洋建築には雨どいと魔よけのお守りを兼ねたガーゴイルという装飾があります。
    実は、国立大聖堂のガーゴイルの一つが人気映画シリーズ『スターウォーズ』のダースベイダーになっているのです!

    (引用元:https://medium.com/knowledge-stew/why-is-darth-vader-on-the-outside-of-the-washington-national-cathedral-96fcb34fd166

    聖堂外部の装飾をじっくり見ていくと、北側の塔の上部にひっそりとダースベイダーがいます。

    肉眼では見えづらいので、ダースベイダー探しをする場合は双眼鏡があると便利です。

    Washington National Cathedral(ワシントン大聖堂)

    住所:3101 Wisconsin Ave. NW, Washington, DC20016
    電話:+1(202)537-6200
    公式サイトURL: https://cathedral.org/
    見学時間:平日10~17時、土曜10~16時、日曜12時45分~16時
    見学料:18歳以上12ドル、5~17歳及び学生8ドル、5歳以下無料
    【アクセス】
    バス:N2,N3,N4,N6番のバスに乗り、“Massachusetts&Wisconsin Ave”停留所で下車。
    車:DC中心からMassachusetts Aveを北へ、Wisconsin Aveを右折。所要時間15~20分ほど。地下駐車場有。

     

    まとめ

    ワシントン大聖堂についてご紹介しました。国事に関わっていると聞くと、敷居の高そうなイメージの大聖堂ですが、月の石やダースベイダーのような遊び心があって面白い観光スポットです。
    ここでしか見られないものもたくさんあるので、DC観光の際はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。


       


        ★Komaki

        ライター
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