旅行のだいご味は現地の食事!
とはいうものの、実際にレストランに行ってメニューを見ても、何の料理だかさっぱり、、ということも多々あると思います。
ローカルレストランとなると、説明なしのお品書きだけ、さらにローカルなレストランだとメニューすら存在しないことも多々なインド。
北インドですと、日本でも有名なバターチキンとナンを注文すると無難ですが、南インド料理は日本でもあまり知られておらず、メニューには知らない名前ばかりだと思います。
そんな知られざる南インド料理のローカルフードを厳選してご紹介します!
北インド料理と皆インド料理の違い
インドは各地で全く異なる文化や食事のため、一概には言えないのですが、簡単に分けるとこんな感じです。
・北インド料理…
全体的に油っぽい。
ナンやチャパティ・ロティ等小麦から作られたパンとともに食べる
・南インド料理…
全体的にあっさりしており、日本人の味覚や胃腸に合いやすい。米食中心で発酵食品も多い
南インド料理おすすめ6選
➀Dosa(ドーサ)
南インドの代表的なローカルフード。
お米や豆を水に浸して発酵させ、クレープやホットケーキのように薄く焼いて食べます。
お店で食べるとクリスピーでとっても美味。
中に味付けしたジャガイモが入っているマサラ・ドーサがドーサの代表格です。
一緒に出てくるサンバル(カレースープ)やココナッツやトマトでできたチャツネ(現地の発音ではチャットニー(Chutney))につけながら食べます。
小腹がすいたときのスナックタイムには、中に何も入っていないプレーン・ドーサもおすすめです。
➁Idli(イドリ)
発酵したお米でできた蒸しパンです。お店や家庭によってフワフワ具合や酸っぱさが異なります。
油を使わず調理されておりヘルシーで、南インドで代表的な朝ごはんや軽食の一つです。
サンバルやコリアンダー(パクチー)のチャツネと共に食べるのが一般的です。
セモリナ粉を使用したRava Idli(ラヴァ・イドリ)も地元で人気のメニューです。
Chow Chow Bath(チョウチョウ バット)
とってもかわいい名前のこちらのメニュー。
バンガロールやハンピのあるカルナタカ州の料理です。
セモリナ粉でできており、甘いKesari Bath(ケーサリ バット)と 辛いKhara Bath(カラ バット)の組み合わせセットです。
Mangalore Buns(マンガロール・バン)
カルナタカ州南部を中心に大人気の定番朝ごはん・ティータイムスナックです。
名前の通り、マンガロールという海辺の街で発祥しました。
北インドでよく食べられる揚げパンのようなプーリに似ておりますが、マンガロール・バンは生地にバナナとお砂糖が入っていて、絶妙な甘みがあります。
インドのスイーツのようにめちゃくちゃ甘いわけではないので、日本人の私たちでも美味しく食べることができます。
注文に迷った時の定番Meals(ミールス)
何を頼めばいいかわからない、いろんなカレーを食べたい、というときはミールスを注文するに限ります。
北インドではターリーとよばれ、日本でいう定食セットに似ています。
数種類の野菜や豆のカレー、ライス、パパド(海老せんに似てます)のセットで、お店によってはノンベジミールスもあります。
南インドではバナナの葉を伝統的にお皿の代わりに使います。
南インドを訪れる際は、ぜひお試しください!