こんにちは。
沖縄といえば、海と戦争跡のイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
ですが、沖縄には、世界遺産が9個も存在しているんです。
しかもそれは海や戦争関係ではないんです!
2019年に起きた、首里城の火災のニュースを見た方も多いのではないでしょうか?
実は、首里城だけでなく、他にも多くの城跡や遺産が世界遺産となっているんです。
【琉球王国の城及び関連遺産群】として、今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡、首里城跡、 園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽の9つ合わせて世界遺産に登録されています。
首里城の現状についても機会があれば紹介しようと思いますが、今回は、個人的に一番好きな、「今帰仁城跡」について紹介していきます。
今帰仁城跡とは
今帰仁城(別名北山城)は、およそ13世紀ころに作られ、琉球が中山に統一される前の「三山鼎立時代」には、山北(北山)王の居城とし、また中山が三山を統一後には、琉球王府から派遣された監守という役人の居城でした。
日本100名城にも選定!
2006年には、公益財団法人日本城郭協会により、日本100名城にも選定されています。
(参照: http://nakijinjoseki.jp/ )
今帰仁城跡は、沖縄県北部の国頭郡今帰仁町、那覇市内から大体車で約1時間30分から2時間くらいの距離の場所にあります。
那覇からだと少し遠いですが、沖縄に2泊以上宿泊する方など、沖縄県北部の恩納村や名護のホテルに宿泊し、観光される方が多いですね。
近隣には、美ら海水族館や古宇利島、フクギ並木などの観光地もあるので、合わせていかれるというコースで観光プランを組まれるのもいいと思います。
今帰仁城跡のおすすめスポット
今帰仁城跡には、もう天守閣ののような城そのものは残っていません。
ですが、その城をかこっていた城壁はきれいに残っています。
万里の長城とまではいきませんが、城壁が長く連なっている姿は圧倒的な存在感を誇ります。
地形を生かした曲線の城壁は沖縄県最大級であり、城壁を見ているだけでも楽しめます。
そして、今帰仁城跡の一番の魅力はおよそ標高100mの高地から見下ろす絶景が一番の魅力といっても過言ではありません。
城壁の上から、やんばるの自然、と沖縄のキレイなオーシャンブルーの海を見ることが出来ます。
2月は緋寒桜の名所としても有名
また、2月上旬の季節限定ではありますが、日本で一番早く開花する桜としても有名な緋寒桜の名所としても、今帰仁城跡は有名です。
夜にはライトアップもされ、幻想的な雰囲気を味わえます。
そして、もし夜に今帰仁城跡に行くのであれば、是非星空も見てほしいです。
近郊は本当に真っ暗になるので、空一面を埋め尽くす満天の星空は本当に美しいです。
まとめ
今回は、今帰仁城跡について紹介しました。
世界遺産となるだけの歴史を感じさせる城壁と、そこから見える絶景は他では味わえない圧倒的な経験を味わえます。
是非、戦争跡と、海だけではない沖縄の魅力を感じるために足を運んで見てくださいね!