ニューヨーク・マンハッタンのモーニングサイドには、コロンビア大学というアメリカの名門大学があります。
宇多田ヒカルが入学したことで、日本でもご存知の方が多いとは思います。
今回はコロンビア大学ティーチャーズカレッジが開催しているESLについてご紹介いたします。
コロンビア大学ティーチャーズカレッジとは??
この大学では主に教育に関係する研究が行われ、先生になるために多くの学生さんが勉強しています。
英語の先生になるため在籍している先生の卵が、教育実習の一環で英語を教えてくれるのがESLです。
ESLとは?
ESLは(English as Second Language)の略で、英語を母国語としない人向けに、英語で英語を学ぶプログラムです。
コロンビア大学ティーチャーズカレッジだけではなく、全米の大学やコミュニティカレッジなどでも開催されており、改めて移民国家であることを痛感させられます。
どんな授業があるの?
学期によって異なるとは思いますが、どの学期も以下のクラスが開設されることが多いです。
クラス編成
・ESL基本クラス
・ESL発音
・ESL文法とライティング
・TOEFL対策
どんな先生が教えてくれるの?
私は最初、英語の先生を目指す英語ネイティブの先生が教えてくれると思っていたのですが、実際は違います。
自国で英語の先生を目指すため留学している、ノンネイティブの先生が多いです。
もちろん発音のクラスなど、ネイティブの先生が教えてくれるクラスもあるのですが、ESL基本クラスはおそらくノンネイティブの先生が担当すると考えてよいでしょう。
ただ、どの先生も英語はペラペラで、一生懸命な先生が多いです。
費用は?
民間の語学学校もたくさんありますが、費用がとっても高い!
この点ティーチャーズカレッジのESLは、1回2時間の授業を週3回行うプログラムで450ドルと格安。
入学金も一切かからないためお試しの留学にぴったりと言えます。
授業料のほかにかかるものとしては、初回のクラス分けテストに5ドル、テキスト代が40ドルほど。
(物価の変動が激しいニューヨークですので、今後多少値上がりしてしまうこともあると思います。)
詳しくはぜひ公式HPをチェックしてみてください。
夜になるとイルミネーションが。
最後に
あくまでも大学付属のESLとなりますので、手取り足取り英語を教えてくれるかと言ったら、決してそうではありません。
もちろん、どの語学学校に行っても同じ事が言えますが、結局自分がどれだけ一生懸命英語を勉強するかにかかっていると思います。
正直、先生や授業内容の当たりはずれは授業がスタートしてみないとわからないことも多いですが、授業開始後1週間以内なら、キャンセルができます。
(20ドルほどキャンセル料がかかりますが、残りはすべて返金されます)
また、英語を書く力、話す力が重視されてクラス分けされているような印象を受けましたので、日本人は低めのクラス分けになることが多いと思います。
もし上のクラスを目指すのであれば、TOEFLの勉強をされることを強くお勧めします。
1番線116ストリート駅から歩いて数分の立地。
▶コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジESL
住所 525 West 120th Street New York, NY 10027
公式URL: https://www.tc.columbia.edu/communitylanguage/courses/english-as-a-second-language-esl/