台湾に来たならぜひ立ち寄って欲しいのが、コーヒーショップです。
まだ台湾の人たちにあまりコーヒーの馴染みがなかった頃は、コーヒーの味が薄くて、あまりおいしくないコーヒーが多くそれほど人気もありませんでした。
しかし、今ではいろんなコーヒーショップがあり、コーヒーの選別や焙煎、入れ方にこだわりを持つお店も増えてきました。
今では、台湾人が一年にテイクアウトするコーヒーが年間6億杯にもなるという結果もあるほど、台湾人に欠かせない飲み物になっています。
さらに、店頭で豆を焙煎してその場で提供する本格的なコーヒーショップチェーンまであり、コーヒーの質も高くなってきていると思います。
今回は人気のコーヒーショップチェーン二つを紹介していきましょう。
「ルイーザコーヒー(路易莎咖啡)」
ルイーザコーヒーは台湾一の店舗数を誇るコーヒーチェーン店です。
今では駅や公共施設、学校付近でもよく見かけるようになりました。
2019年の時点で台湾全国に489店舗を展開し、コーヒーチェーン店の中でも最大手といわれています。
味も安定しており、価格もリーズナブルなのも人気のひとつなのかもしれません。
例えばアメリカンコーヒー一杯45元(約180円ほど)で淹れたてのコーヒーを味わうことができます。
台湾にもスターバックスがあり人気なのですが、アメリカンのミディアムサイズは一杯95元(約360円ほど)とやや高く、毎日飲むのは経済的に厳しいという台湾人も多いようです。
この点ルイーザコーヒーはおいしくてリーズナブルなコーヒーを提供することで成功し、現在台湾ではスターバックスを上回る店舗数を展開しています。
さらにコーヒーもおいしく、その秘訣は焙煎にあるとのこと。ルイーザでは独自の焙煎方法を採用しており、コーヒー豆の香りと甘みが最大限になるポイントを見出すことに成功しています。
さらにルイーザコーヒーのラテは台湾人好みの少し甘めになっています。台湾でしか味わえないのでぜひ挑戦してみてください。
コーヒー以外にもベーグル(ベジタブルベーグル45元など)やケーキ(45元~)、プリン(35元)などもあり、モーニングやブランチとして利用することも可能です。
▶ルイーザコーヒー(路易莎咖啡)
住所:新北市新莊區中原東路127號
営業時間:7:00-19:00
「came cafe」
次にご紹介するのはコーヒー専門店のcame cafeです。
came cafeは台湾全土で展開しており、現在約100店舗以上に増えています。
このお店の最大の特徴は、焙煎を各店舗で行うというもの。
焙煎前には店頭で再度豆を丁寧に選別してから焙煎しています。
各店舗に焙煎士がおり、同じ系列のお店でもコーヒーの味に違いが出ているので、旅行中に飲み比べてみてもいいかもしれません。
店内でもコーヒーを注文できますが、店内で座っていると焙煎のいい香りが立ち込めてくるのでそれだけでも幸せな気分になれますよ。
カプチーノやラテの淹れ方にもこだわりがあり、使用するスチームミルクを仕上げるときに、気泡の荒いものを見つけるとすかさず取り除き、なめらかな口当たりになるように心がけているそうです。
価格もアメリカンコーヒー一杯の値段は45元とルイーザコーヒーとほぼ同価格です。
スタッフひとりひとりの技術も高く、安心してコーヒーを味わうことができるでしょう。
もちろん、コーヒー豆を購入することができるので、焙煎したてのコーヒー豆をお土産にするのもいいかもしれませんね。
コーヒー豆はHouse Blend(227g)が275台湾ドル(1000円)です。
▶came cafe
住所: No. 19, Section 1, Chang’an East Road, Zhongshan District, Taipei City, 10491
営業時間:7:30-20:00(土日は9:00-19:00)
まとめ
いかがでしたか?台湾ではここまで本格的なコーヒーをしかも全国展開のチェーンで味わるんです。
まさにコーヒー天国!
ぜひ台湾でコーヒーを味わってみませんか?