マレーシアでコンドミニアムやユースホステル、ゲストハウスなどを拠点に少し長めの休暇を取る人に絶対にオススメなのが、ローカルな市場を活用して食費を低く抑えること。
外食文化が根付くマレーシアですが、長期滞在の中で日本人の口に合う料理を求めると意外にも食費が高くついてしまいます。
こうなったら市場で安く食材を購入し、自分好みの味付けに調理してしまいましょう。
どこに滞在していてもほど近くに何らかの市場が存在するという利便性に加え、お土産にもなる掘り出し物が見つかるかもしれませんよ!
マレーシアの市場はどこにある? 行き方は?
マレーシアで市場を探すには、Google mapなどの地図アプリで「wet market」で検索してみましょう。
たくさんの市場が表示され、きっとあなたの滞在地の近くにも市場が見つかるはずです。
朝市の多くは6時頃から営業していますが、常夏のマレーシアでも朝6時はまだ真っ暗闇です。
一人での買い物の場合には、日本ほどの治安の良さは期待せず、7時過ぎに明るくなってから向かうと良いでしょう。
公共交通機関プラス徒歩で行ける市場がほとんどです。
朝市では何が買える?
活気溢れる庶民の台所・マレーシアの朝市では、野菜・肉・魚・果物・乾物・手作りデザートなどが種類ごとに売り場を分けられており、肉コーナーは、イスラム教徒が多いお国柄を反映し、ノンハラル(イスラム教徒以外のための豚肉売り場)コーナーが隅の方に別途設けられた作りになっています。
特に目を引くのは新鮮なフルーツや野菜!
日本でお馴染みの野菜でも、ナスのようにサイズが大きかったり、バナナのように熟す前の状態で売られていたりと違った表情を見せてくれます。
日本ではあまり見られない、豚肉の全ての部位を買うことができたり、羽をむしっただけの丸ごとのニワトリなどがずらりと並べられている様は壮観です。
また、漢方薬など乾物も多く販売されており、日本で購入する場合と比べ桁違いの安さで本格的な品を購入できます。
薬膳スープや、マレーシアフードとして有名な肉骨茶(バクテー)を手軽に作ることができるスパイスセット系はお土産にもとても喜ばれますよ。
カロリーほぼゼロで強い甘味を持つ、日本で購入すると1個1,000円以上することもある羅漢果が、1個RM1.20(約30円)で売られていました。
スーパーとの違い、メリットは?
マレーシアでもAEONなどのスーパーは大人気。
朝市とスーパーの大きな違いは何と言っても価格でしょう。
スーパーと違い生産者の直売となるためか、段違いのお手頃価格でスーパーよりも新鮮な食材を手に入れることができます。
また、スーパーと違い包装されていない状態で売られているため、無駄な包装ゴミを省きたい方にもオススメです。
社交的な方には、生産者の方と直接値段交渉をしたり世間話をしたりといった楽しみもありますよ(もしも言葉が通じなくても身振り手振りでなんとかなるもの!)。
マレーシアの朝市・市場利用で気をつけることは?
朝市利用の際にはスリ対策として、使用する予定の現金だけを小袋などに入れて持って行くと良いでしょう。
また、数日分買いだめする場合でも、ひとりで持ち運べる程度の食材をたっぷり購入したとしてRM100程度(2,700円ほど)でお釣りが来ます(私はいつもそうです)。
服装についてはヒラヒラフリルの洋服やきらびやかなアクセサリーなどは悪目立ちする恐れがありますし、また、食材で汚れてしまう可能性もあるため控えることをオススメします。
まとめ
あなたも、マレーシア現地の人々の暮らしを体感できるローカルマーケットで食材調達&東南アジアの空気を肌で感じながら、リーズナブルにお土産もゲットしてみませんか?