シンガポールに旅行に行くのならぜひ訪れてほしいのが、シンガポーリアンの台所とも言われる、「ホーカーセンター」。
ここでは、数あるホーカーのなかでも特におすすめの3か所と、ホーカーを利用する際のTipsをご紹介します。
そもそも、ホーカーセンターとは?
小さな屋台が集まる、シンガポーリアンには欠かせない食事処。
もともと路上に点在していた屋台たちを、衛生上の理由から政府が一か所に集めたことが、このホーカー文化の始まりなんだとか。
シンガポール料理のほか、タイやインド、中華やマレー料理もそろい、選ぶのも食べるのも楽しい!
現地のおじちゃんが早い時間からコーヒーやビールを飲んでいたり、かと思えば食事時には周辺のオフィスワーカーでごった返すような、老若男女問わずシンガポール人の「食」に欠かせないスポットです。
おすすめホーカーその1「マックスウェルフードセンター」
チャイナタウンに位置する、観光客も訪れる有名ホーカー。
中華系のお店が多く、中華粥や点心、ワンタンメンなどどれもレベルが高い印象です。
ここで断トツの人気を誇るのが、「天天海南鶏飯」。
メディアでも多く紹介される、チキンライスの名店です。
チキンのジューシーさもさることながら、鶏だしで炊かれたライスの旨みが抜群!行列必至、お昼過ぎには売り切れてしまうことが多いので、ランチタイム前が狙い目。
▶マックスウェル・フードセンター
住所 1 Kadayanallur St, Singapore 069184
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おすすめホーカーその2「タンジョンパガープラザ」
あまりガイドブック等の掲載がないものの、周辺オフィスワーカーを中心に人気のホーカー。
ここで個人的に超おすすめなのが、「トムヤム・グラスヌードル」。
しっかり目の辛さとココナッツミルクのマイルドさ、トッピングのパクチーがクセになり、一時期これを週3回くらい食べていました。
(笑)タイ料理好きには一度試していただきたい一品です。
▶タンジョンパガープラザ
住所 1 Tanjong Pagar Plaza, Singapore 082001
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おすすめホーカーその3「ラオパサ」
ローカルや中華料理のほか、タイ、日本、インド料理などバラエティに富んだラインナップ。
シンガポール最古のホーカーですが、2014年に改装されておりキレイで旅行者には利用しやすそう。
おすすめメニューは、ローカルフードの「ホッケンミー」。
小麦粉麺と米麺の2種と、エビ、イカ、卵を炒めた塩焼きそばのようなものですが、とにかくエビの旨みが凝縮されていてやみつきになります!
▶ラオパサ
住所 18 Raffles Quay, Singapore 048582
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ホーカーを最大限楽しむためのTIPS
①まずは席を確保しよう!
治安の良いシンガポールでも、荷物で場所取りはしない方が安心。
ポケットティッシュを椅子かテーブルに置いて場所をとるのが地元流!
ちなみにホーカーでは、込み合っているときには相席をするのが一般的です。
②やっぱり並んでいる店がおいしい♪
おいしいお店選びのポイントは、やっぱり現地人が並んでいて込み合っている店!
店先に新聞や雑誌に紹介された記事が貼られていたり、受賞歴が載っているところも◎。
とはいえ、食事時には30~40分並ぶ店もあるので、少し早めに行くのがおすすめです。
③英語が通じなくても焦らないで!
注文を取る人の中には英語が話せない人も。
ジェスチャーでの注文でたいてい伝わるので、チャレンジしてみてくださいね。また、一見不愛想な人も多いですが、それが彼らの接客スタイル。
そんな人も、こちらが困っているときには手助けしてくれる根は優しい人が多いので、気分を害さないでくださいね…!
④片づけは、係の人におまかせ
食事が済んだあとの食器の片づけは、巡回している係の方におまかせしてOK。
最近は返却コーナーが設けられているホーカーもありますが、そういったところでも、食器は置きっぱなしで席を立つのが主流です。
まとめ
物価が高いシンガポールではめずらしく、500円ほどでご飯が食べられるホーカー。
活気ある雰囲気とおいしいローカルフードを味わいに、ぜひ訪れてみてください!