南インドの自然と野生動物の宝庫「カビニ」でエコリゾート「バイソン」に宿泊してみた

カルナタカ州の州都バンガロールから220㎞、車で約5時間の場所にある「カビニ(Kabini)」

バンガロールから連休や週末旅行に最適な立地です。

道中のマイソールまではハイウェイが整備されていて(インドあるあるで工事中のところ多数だけど、、)。

マイソール以降も片道斜線ではあるものの、道路はきちんとあり、インドにおいては比較的快適なドライブルートです。

カビニといえばジャングルサファリ

自然保護区内の一般道を走るだけで、たくさんの鹿の群れ、孔雀、村人が飼っているゾウに会うことができますが、ジャングルサファリに参加すると、ジャングルの奥地まで行くことができるので、野生のブラックパンサーやトラ、ゾウに高確率で遭遇します。

ミニバスとジープでのサファリがあり、様々な動物に会うため、多くの人は早朝と夕方、最低2回はサファリに参加します。

筆者も当然参加したかったのですが、息子が小さいため、今回は断念(サファリへは6歳以上のみ参加可能)。

エコリゾート「バイソン(The Bison)」

カビニにはリゾートがあまたありますが、色々下調べしたあげく、今回はエコリゾートの「バイソン」に宿泊することに決定。

ナガルホール国立公園とカビニ川のに面し、自然や野生動物に関心のあったロイヤルファミリーがアフリカのキャンプリゾートのテイストを取り入れた、環境にやさしいシステムを目指したリゾートです。

保護されたポニーがのどかに草を食べ、カビニ川に川に沈む美しい夕日を眺めることのできる、素敵なリゾートです。

太陽が沈むまでゆっくりながめるなんて、いつぶりでしょう。

ちなみにリゾート前のこのカビニ川、乾期から夏にかけて水がどんどん引いていき、夏は乾いた土地が広がり、野生のゾウ等が横切ることも多々あった、数年前に付近に開通した鉄道のため、近年はリゾートから野生動物を目撃できる機会は激減したそうです。

また、ナショナルジオグラフィックの撮影を担当するカメラマンが経営陣の一人であることもあり、撮影チームが長期でよく滞在しています。

ウォーターフロントのテント(上)と、「MACHANS」と名付けられた高床式テント(下)があります。

ウォーターフロントは眺めがよく、バルコニーから芝生にすぐに出れる点がおすすめで、高床式テントは通路から離れててプライベート感が高い点がおすすめです。

息子(3歳)は階段を上っていくお部屋に大興奮。

お部屋の中はこんな感じです。

奥に見える仕切りの向こうにシャワーとトイレがあります。

自然豊かなカビニ

サファリに参加しなくても、リゾートやその周りには様々なプランテーションや自然がとても豊かで、ゆっくり散歩したり、静かなカビニ川でボート乗りをしたりと、自然を十分に満喫することができます。

バイソン周辺の様子。

ここはインド?と感じるぐらい、静かで平和なゆったりとした時間が流れるカビニ。

夜は星空が一面に広がり、天の川も見えました。

最後に

バイソンのようなテントタイプのリゾートの他、正統派の高級リゾートから、お手頃ホテルまで多数の宿泊施設があります。

バンガロールからの週末旅行にとってもおすすめです。

 

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