サワッディーカー。
タイの首都バンコクで暮らしているライターのpukpuiです。
タイ料理のイメージはまず辛いと思われる方が多いですよね。
では辛いものが苦手な人は何を選んだらいいの?そんな選ぶのに困ったときにおすすめしたいのが卵料理。
日本人も玉子焼きが好きですが、タイ人だって大好きです。でもそこはタイ料理。
日本とは違う味付けやアレンジがされています。
今回は外見も味付けも違うタイの玉子焼き「カイチアオ」を紹介します。
タイの玉子焼き「カイチアオ」は丸くて平たいフライパン型
タイのカイチアオと日本の玉子焼きとの一番の違いはその見た目。
巻かずにフライパンで焼いたそのままの平たくて丸い形なのです。
中身は日本と同じく何も入れない卵だけのプレーンなものもありますが、色々な具を選んで入れるタイプもあります。
よくお店にあるのは豚ミンチ入り。
他には海老のぶつ切りを入れたりカニの身を入れたり。
日本と同じくネギ入りだってあります。
変わった所ではチャオムというアカシアの葉を入れることも出来ます。
他にもハムや人参、玉ねぎや春雨にエノキ、更にはタイらしく唐辛子入りなんてのもありますよ。
タイの玉子焼き専門屋台ならタイ語も英語も必要なし!屋台デビューするならカイチアオ屋台へ行こう
タイにはなんと玉子焼き専門の屋台があるんです。
屋台の前面にケースに入った卵が積んである、小分けにされた具材が入った入れ物が何種類も並んでいて置いてあるのが中華鍋みたいなフライパンならそこが専門屋台です。
注文はとても簡単。
食べたい卵の数を指を使って伝えればいいのです。
後は好きな具を2〜3種類指で示すだけ。細かい指示が必要ないなんて屋台デビューにぴったりだと思いませんか。
最後は白いご飯の上に玉子焼きを乗せてくれるのでもしご飯がいらない場合は「ไข่เจียวเป็นกับข้าว」とこちらのタイ語を見せてください。
これでご飯なしで容器に入れてくれます。
タイ料理と合わせて食べたい玉子焼き。料理名の最後にカイチアオと伝えて!
タイの玉子焼きはそれ一品だけでも立派なおかずになりますが他の料理と一緒に食べてみませんか。
例えば日本でもかなり名前の知られてきたガパオ。
ミンチとホーリーバジルを一緒に炒めたこの料理は目玉焼きとセットだと思われていますが決まりはありません。
チャーハンに目玉焼き。こちらも玉子焼きに変更するだけでまた違った味わいになるので是非試してほしい組み合わせ。
タイではご飯の注文は好みに応じて細かく聞いてくれます。
是非タイ料理を注文するときは料理名の最後に「カイチアオ」と言って玉子焼き付きで頼んでみてください。
辛い料理も玉子焼きの優しい味で食べやすくなり、タイ料理がもっと好きになると思います。