マレーシアはインドと中国の文化が根付いているため、スパイスや漢方の種類が豊富で日本よりはるかにお値打ちに手に入れることができます。
インド人の家庭ではたくさんの数のスパイスが常備されていて、体の不調に合わせて料理やドリンクに使います。
ミルクティーにするために自分でスパイスを調合してしまう人もいるほど、インドの家庭でスパイス使いは一般的な知識となっているようです。
インドカレーのレストランには必ずチャイがメニューにあるので、ぜひ試してみてください。
スパイスのおかげで食欲増進して、カレーがモリモリ食べられます。
日本でもスパイスカレーやクラフトコーラなど、スパイスレシピが話題になりますが、スパイスが手に入れにくい、お高いというハードルがあるかもしれません。
ということで、ぜひマレーシア土産として、お気に入りのスパイス、日本では高くて手が出しにくいスパイス、チャレンジしてみたいスパイスを探していかれるのはいかがでしょうか。
今回は、何十種類もある中から、スーパーで手軽に手に入るおすすめスパイス5選をご紹介したいと思います。
目次
1.ブラックペッパー&ホワイトペッパー
2.クミンシード
3.シナモンスティック
4.五香粉
5.マスタードシード
6. カレーパウダー
1.ブラックペッパー&ホワイトペッパー
発汗作用、血行促進作用、殺菌作用、食欲増進、消化促進作用をもつスパイスです。
ボルネオ島のサラワクはペッパーの産地としてよく知られており、マレーシア人も個々のペッパーが大好きです。
ミルで潰した時の香りがとても強く、辛味も強めで料理の引き立て役として最高です。
ホワイトペッパーは作るのに時間と手間がかかるのでブラックペッパーより少しだけ高いですが、写真のものは40g入りでどちらも100円〜150円で買えます。
私はミルの中にホワイトペッパーとブラックペッパーをミックスして使っています。
2.クミンシード
消化促進作用、コレステロール値改善、抗酸化作用、貧血改善が期待されるスパイスです。
写真のもので50g入り100円、これも破格の値段です。
インド料理の必需品で、クミンを使った料理は一度食べれば癖になる日本人が多いと言われています。
基本的に油にじっくり香りを移す、テンパリングをして料理に使いますが、たまらなくいい香りがします。
私はクミンは常備していて、炒め物やラペなど日常的に使っています。
日本のルーでカレーを作る時に、クミンシードをテンパリングして使うだけでグッと香りが増して、スパイスカレーのような深みが出ます。
3.シナモンスティック
抗酸化作用、抗炎症作用、コレステロール値改善、血糖コントロール作用、血行改善などの効果をもつスパイスです。
スパイスの王様と言われるだけあって、効能も香りも最高です。
まず驚くのはその値段です。20g入りで70円しないくらいです。
マレーシアでは主に紅茶やカレーに使われますが、日本でもお菓子作りやホットワイン、ウイスキーのお供として家にあるとテンションの上がるスパイスだと思います。
4.五香粉
これは中華料理によく使われるスパイスで、スターアニス、陳皮、シナモン、花椒、クローブがミックスされたものです。
このスパイスと塩をチキンに塗り込んでローストするととてもエキゾチックなローストチキンになります。
肉類、魚介類とも相性がよく、普段のお料理がぐっとランクアップします。60gで300円ほどです。
5.マスタードシード
抗酸化作用、抗癌作用、消化促進作用、抗菌作用などが期待されるスパイスです。
日本ではあまりお目にかかることがないスパイスですが、カレーやピクルス、ドレッシング作りにおすすめです。自家製マスタードも作れます。
50gで70円ほどで買うことができます。
6. カレーパウダー
これは本格スパイスカレーがお好きな方にはかなりおすすめです。
肉用、魚介用と調合が違うので、何カレーにするかで使うパウダーを変えます。
炒め物にしてもとてもおいしいので常備調味料として持っておくのにおすすめです。
50gで100円ほどで買えます。
最後に
さて、日本人でもお料理に使いやすいスパイス5選をご紹介しました。
マレーシアのスーパーのスパイスコーナーに行くと、日本でも有名なスパイスはもちろん、聞いたこともないような珍しいものまで、すごい数のスパイスが売られているので、料理好きの方にはワクワクが止まらないと思います。
ネットでたくさんレシピを見つけることができるので、ぜひお土産にお気に入りスパイスを探してみてください。
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