パンデミックが始まって約2年、マレーシアは外国人観光客の受け入れを停止していましたが、2022年4月から海外からの観光客の受け入れを再開しました!
これはマレーシア国内でも大きなニュースとなり、すでにペナン、ランカウイなどはたくさんの観光客が訪れています。
今回の記事では、アフターコロナのマレーシア旅行前にやらなければいけないことを解説していきます。
まず、2022年4月現時点で入国前にやらなければいけないことは次の5つです。
目次
1. MySejahtera(マイ・セジャテラ)アプリのダウンロード、登録
2. アプリ内のTravellerアイコンからPre-departureフォームの入力
3. 新型コロナ対応医療保険への加入(短期渡航者のみ)
4. 日本出国2日以内の陰性証明の取得
5. ワクチン接種証明書の取得(推奨)
ややこしそうに見えますが、大丈夫です!1つずつ詳しく解説していきます。
1. MySejahteraアプリのダウンロード、登録
これはマレーシア政府が作った健康管理アプリで、全マレーシア国民、国内に滞在する外国人全員が持っていなければならないアプリです。
ワクチンの接種管理、濃厚接触の有無、コロナ感染状況、住居周辺のホットスポット状況の確認(半径1キロ以内に何人感染者がいるか)などコロナ関連の情報をこのアプリで一括管理しています。
また、ショッピングモールや観光施設など、公共の施設に入る際はアプリを使ってチェックインすることが義務付けられています。
施設で感染者が出て濃厚接触者に当たる場合、アプリ上で連絡が来ます。
アプリをダウンロードしたら、名前、パスポート番号、電話番号、メールアドレスなどの情報を入力して登録を完了します。
するとこんなホーム画面になります。
2.アプリ内のTravellerアイコンからPre-departureフォームの入力
これは出発1週間前から入力できます。
MySejahteraアプリのホーム画面の「Traveller」アイコンをタップするとこの画面になります。
「Travel for自分の名前」をタップするとフォームが立ち上がり10個ほどある質問に答えます。
全て入力したら「Submit」をタップして完了です。
10分ほどで終わります。
すると、Profileページに写真のようなTraveller’s Cardが追加されます。
これは日本の空港チェックインカウンター、マレーシアのイミグレーションで提示が求められます。
3. 新型コロナ対応医療保険への加入(短期渡航者のみ)
これは出発の2週間以上前から準備されることをお勧めします。
お好みの海外旅行保険がおありなら、それでいいと思います。
でもできるだけお金をかけたくないという方であれば、年会費無料のクレジットカード付帯海外旅行保険で十分だと思います。
カード会社によって、出国と同時に自動的に保険がつくものと、飛行機など旅行代金を支払うことが条件で保険が付くものと2種類あるので、それを確認なさってください。
ちなみに、2のTraveller’s Cardの入力の時に、保険加入の有無が聞かれますが、証明書をアップロードするよう求められることはありませんでした。
保険に入っていると証明できるものがあったほうが心強いと思われる方は、カード会社のウェブサイトで「付保証明書」発行の手続きをすれば、2週間ほどで手配してくれます。
この時、「コロナカバー」という文言を入れてくれるようお願いすれば対応してもらえます。
4. 日本出国2日以内の陰性証明の取得
海外渡航者用のP C R検査の陰性証明書を取得したら、それをアプリ上で登録する必要があります。
ProfileにあるTraveller’s Cardの「Pre-departure test/ Submit now」をタップするとフォームが立ち上がるので、そこから証明書の写真をアップロードします。
空港のチェックインの時にここまで終わらせておきましょう。
5. ワクチン接種証明書の取得(推奨)
これは必須ではありませんが、マレーシアに限らず海外旅行される方は持っておられるかと思います。
ワクチン接種した市から無料で発行してもらえる英語の証明書で、国内用、海外用2種類のQRコードがついています。
マレーシアはワクチン接種が2回以上完了していれば、入国後の隔離が不要になります。
PCR検査の予約は早めに
ここまでがマレーシア入国前に済ませておくことです。
MySejahteraアプリが初めは使いにくいと思いますが、イミグレーションでこれを提示しないと入国させてもらえないので、忘れずに済ませておきましょう。
アプリの登録や種々のフォームの入力自体は30分ほどで終わります。
P C R検査の手配は旅行が決まり次第手配された方が良いと思います。
私が自分の予約を手配した時は、旅行準備と病院の予約状況などから、2日以内に検査を受けるのが思ったよりも大変でした。
マレーシア入国後のコロナ検査も必須(今後は廃止予定)
また、今のところマレーシア到着後に自費でコロナ検査を受けることが義務付けられています。
イミグレーション前にある空港内の施設で受けることもできますし、24時間以内に町のクリニックで検査することもできます。
空港での検査はRM160(唾液検査)、町のクリニックはRM70ほどで、検査結果は病院がアプリ上にアップデートしてくれます。
この検査を受けないと、アプリ上で5日間の自宅隔離指示が出て、公共施設に出入りできなくなってしまいます。
でも、この義務は間も無く廃止するとマレーシア政府が発表したので、そうなれば、入国前のP C R検査1回で済むのでずいぶん楽になると思います。
最後に
マレーシア国内はすっかりアフターコロナの雰囲気でいっぱいで、屋外ではマスク不要の流れになってきました。
マレーシア人も旅行を再開し、有名観光地が少しづつ活気を取り戻しつつあります。
マレーシア旅行される際はぜひ最新状況をチェックして、万全の対策をとって楽しんでくださいね。
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