韓国旅行では、ソウルや釜山などを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、韓国の地方都市にも見どころがたくさん! 全羅北道、全州(チョンジュ)市は韓国の昔ながらの家屋、韓屋(ハノク)が保存されている地域、「全州韓屋村」があります。
おもむきのある全州韓屋村を韓国伝統衣装の「韓服(チマチョゴリ:ハンボク)」を着てインスタ映えを楽しむフォトジェニックな旅してみませんか?
全州韓屋村への行き方
全州韓屋村のある全羅北道、全州(チョンジュ)市は、ソウルから南へ230km離れた地方都市。
実は全州は皆さんおなじみの「ビビンパ」発祥の地と言われている場所。
全州にはおいしいグルメが多いことから食の街としても有名です。
全州へ行くにはソウルから高速バスかKTX(韓国高速鉄道)を使います。
ソウルから高速バスで約3時間、KTX(韓国の高速鉄道)では一時間半ほどで到着です。
全州韓屋村は全州の町中から少し離れたところにあるため全州に到着したら、タクシーに乗るのが便利。
全州バスターミナルからタクシーにて約15分、全州駅からはタクシーにて20分程かかります。
まずは全州韓屋村で韓服(チマチョゴリ:ハンボク)をレンタル
全州韓屋村に到着! まずは見てまわる前にチマチョゴリ、韓服(ハンボク)をレンタルしちゃいましょう。
日本ではチマチョゴリと呼んでいますが、韓国では韓服(ハンボク)という呼び方が一般的なんですよ。
韓屋村に入るとそこかしこにレンタルのお店が並びますので、お店前にディスプレイしてある韓服を見ながらお店を決めます。
お店によって貸し出している韓服のテイストが少し違いますので、参考にしながら選んでみましょう。
レンタル価格は2時間で1万5千〜2万ウォン前後。韓服上下に加え、バッグ、髪飾り、ヘアセットが込みです。
メイン通り近くの韓服レンタル屋さんは、やや値段設定が高めの場合があります。
無料パンフレットを手に入れると散策がもっと楽しくなる
韓服を着たらさっそくお出かけ開始です。その前にまず、観光案内所に寄って無料パンフレットをゲットしましょう。
無料パンフレットには建物や見どころの位置が詳しく書かれている地図はもちろん、カフェや食堂の紹介も載っていますので散策の手助けになりそうです。
全州韓屋村には3ヶ所の観光案内所があります。
日本語版パンフレットも置いてありますのでチェックしてみてください。
・慶基殿(キョンギジョン)観光案内所:TEL 063-287-1330
慶基殿前にある観光案内所。韓屋村に入ってすぐなのでわかりやすいです。
・オモクテ観光案内所:TEL 063-282-1335
オモクテ(梧木台:오목대)前にある観光案内所。
・韓屋村韓国案内所:TEL 063-282-1330
韓屋村有料駐車場にあります。
韓屋村の中心からは外れています。
韓服を着て写真を撮ろう!全州韓屋村のフォトスポット紹介
韓屋村内は観光用に整備されてお店も多く、路地裏散策も発見がいっぱい!
土壁が続く風景はどこを切り取ってもインスタ映えしそうな雰囲気です。
ただ気をつけてほしいのが、韓屋村は現地の方が今でも住んでいる住宅街だということ。
散策時は住民の迷惑にならないようにしましょう。
慶基殿(キョンギジョン:경기전)
朝鮮王朝始祖である李成桂の肖像画を祀るために建てられました。
現存する建物は一度消失したものを1614年に改築したものです。
内部が撮影禁止ですが、建物外観の雰囲気や庭の佇まいは、韓服を着ての撮影にもってこい!インスタ映え間違いなしのスポットのひとつです。
オモクテ(梧木台:오목대)
韓屋村の高台にある展望台。
ガイドブックなどでお馴染み、韓屋の瓦屋根が続く風景が撮れますが、現在頂上の展望台は木が生い茂って写真がよく撮れません。
道の途中のフォトスポットが比較的木が少ないのできれいな写真が取れます。
カフェ「전망 チョンマン」
全集韓屋村の端に位置するカフェ「전망 チョンマン」は韓屋村全体を一望できる眺めのいいカフェ。
写真のためだけに入店はできませんので注文は必須。
コーヒーなど注文した飲料は、呼ばれたら取りに行くセルフサービス方式です。
おすすめはなんと言っても韓屋村の景色が目前に広がるテラス席。ただし、テラス席はあまり多くないので早いもの勝ちですよ。
まとめ
全州韓屋村はソウルより離れていますが、韓国伝統の雰囲気が楽しめる街です。
全州韓屋村は韓服を着て散策する人が多いので、「韓服を着ることがちょっと照れくさい」という方でも、気後れすることなく楽しめますよ。
インスタ映えする素敵な写真をたくさん撮って、異国情緒あふれるあなただけのベストショットを増やしてみませんか?