サワッディーカー。
タイの首都バンコクで暮らしているライターのpukpuiです。
最近はパクチーやガパオライスが流行ったりとタイ料理も知られてきてますね。
インスタを始めとしたSNSでもタイ料理は色んなレストランで食べているのを見かけます。
せっかくタイに来たのならレストランでは出会えないメニューを試してみませんか。
今回ご紹介するのはヤム・ネームというタイ料理です。
ヤム・ネームってどんな料理?
ヤム・ネームってまだまだ聞きなれないタイ料理の名前ですね。
ヤムとは和えること。
ネームは発酵させた酸味のあるソーセージなので発酵ソーセージの和え物です。
ただこの呼び方はタイ人が短く呼んでいるだけなので正式な呼び名はヤム・ネーム・カーオ・トート。
カーオ=ご飯、トート=揚げるなので発酵ソーセージとライスコロッケの和え物が正式名称。
どうでしょう。
少しイメージしやすくなってきましたね。
ただどこで買ってもものすごく辛くされるので「辛くしないで」と伝えるのをお勧めします。
ヤム・ネーム売りの見分け方
ヤム・ネーム売りの多くは手押し車の上に天秤棒を乗せたスタイルなので見てすぐわかります。
片方のカゴには真ん丸の茶色いものが山積み。
これがカーオ・トートというライスコロッケです。
もう片方のカゴには葉っぱものが山盛り。
脇には白い持ち帰り用の器が積み上げているのも目印の1つです。
注文はタイ語が出来なくてもこれでOK
路上で天秤棒で売っている所で注文はハードルが高いと思われがちです。
観光客と接することが少ない地元の人たちは英語が通じにくいのはタイでも同じ。
そこで簡単に注文するタイ語をお教えします。
➀ เอาถุงหนึ่งธรรมดา 並盛り一袋ください
➁ เผ็ดน้อย 辛さ控えめ
➂ เผ็ดธรรมดา 普通の辛さで
➃ ไม่ใส่○○ ○○を入れないで
➄ หนังหูม 豚の皮
➅ ผักชี パクチー
➆ พิกป่น 唐辛子
➇ ผงชูรส 味の素
➈ เอาถ้วยโฟม 持ち帰り用のどんぶりもください
いつヤム’ネーム売りに出会えるの?
ヤム・ネームはタイ人にとって主食ではなく軽くつまむ軽食の扱いです。
そのため見つけやすい時間帯はお昼から夕方、夜の早い時間までが主な販売時間です。
もちろん朝から売っている人も見かけることはありますが探そうと思うなら午後の方が出会う確率は高いです。
販売方法が手押し車に天秤棒を乗せたスタイルなので移動してしまうのが余計に出会いにくいところ。
出会えたらラッキーと思って上記のタイ語を指差しして注文してみてください。
唐辛子や生姜の辛み、発酵ソーセージやライムのしぼり汁の酸味、ネギやパクチーの香り、ピーナッツの歯ごたえなどが口のなかいっぱいに広がるタイ料理ならではの味付けは持ち帰りのどんぶりを一人でペロリと食べきってしまうでしょう。