日本人観光客で賑わっているタイですが、最近では何度もタイ旅行をしている日本人観光客も増えています。
ガイドブックにはお寺が紹介されていることが多いようですが、あまりそうした歴史的な建物に興味がない人はどこへ行けばいいのかと考えてしまうかもしれません。
もちろん、有名なスポットを回ってみるのも楽しいですが、まだあまり日本人観光客が行かないような場所へ行ってみるのも面白いですよ。
今回はタイ北部チェンライ、メーサイ をご紹介したいと思います。
チェンマイからチェンライ、メーサイへの行き方
チェンマイのバスターミナル3からチェンライ、メーサイ行きのグリーンバスが出ています。
バス以外にも車をチャーター、飛行機などでチェンライまで行くこともできますが、ローカルな雰囲気と現地の人たちと同じリズムを楽しみたいならバス移動がおすすめです。
バスの乗車時間はチェンライ市内までは約3時間、メーサイまでは約4時間半かかります。
料金はチェンライまでは約180バーツ、メーサイまでは約300バーツです。
もしバスがチェンライ行きまでしかない場合は、チェンライバスターミナルからメーサイ行きのバスに乗り換えることができます。
この場合メーサイまでは約1時間半、料金は39バーツになります。
レンタカーを借りればかなり自由に行動できると思います。
➀チェンライクロックタワー
2008年にチェンライ市内中心に建てられたクロックタワーです。
このクロックタワーは、夜の7時、8時、9時になると音楽とともに赤や緑、紫色などにライトアップされます。
このライトアップを見ようと観光客が集まりとてもにぎやかになります。
こちらのクロックタワーの設計は有名なチェンライ出身のアーティストによってデザインされました。
チェンライ旅行の初日に、まずは北タイの雰囲気を味わってみるのもいいかと思います。
もちろんこちらはマイナーな観光スポットではありませんが、まずはこの写真をバックに「チェンライに来たよ!」とSNSに載せてもいいですね。
▶チェンライクロックタワー
住所:Suk Sathit, Wiang, Mueang Chiang Rai District, Chiang Rai 57000, タイ
➁チュイフォン茶畑
最近インスタ映えで外国人に人気のチュイフォン茶畑へ行ってみました。
タイのこの地域で様々なお茶が作られています。
緑茶、中国茶、ジャスミン茶、ウーロン茶、アッサム茶などいろんな種類のお茶を育てています。
その茶畑の広さは約160万平方メートルもあり、広大な茶畑は圧巻です。
今回は友人の車でチュイフォンまで連れて行ってもらいましたが、マイクロバスなどでマレーシア人や韓国人、ロシア人などがきていました。
日本語を耳にしたり、日本人を見かけることもほとんどなく、なかなか穴場の観光スポットと思います。
また、茶畑の各箇所にカフェスペースがあり、茶畑で摘まれた茶葉を使ったお茶やケーキを楽しむこともできます。
旅行のお土産にお茶も購入できます。
▶チュイフォン茶畑
住所:57110 Chiang Rai, Thailand 97 Moo 8 Pasang, Maechan, Chiang Rai, 57110
営業時間:8:30〜17:30
➂メーファールアンガーデン(สวนแม่ฟ้าหลวง)
標高1,630mのドーイトゥン山麓に位置するメーファールアンガーデンは大きな庭園で綺麗に管理された観光スポットです。
季節ごとにいろんな色や種類の花が植えられ、毎年多くのタイ人観光客が来ています。
タイ王国の国王であるラーマ8世及びラーマ9世の母である、シーナカリンタラー王太后が作ったと言われる場所です。
メーファールアンガーデンは有料で入場料はひとり90バーツです。
美しく管理された庭園を見て歩くと心も癒されますね。
入場するほどでもないけど、ちょっと立ち寄りたい、という人には道端からお庭を一望できる場所があります。
上の写真はまさにその場所から撮影しました。
入場門を通り過ぎたすぐ先が展望台のようになっていて、そこで車を降りて記念撮影もできるようになっています。時間がないけど見てみたい、という人はそちらからどうぞ。
▶メーファールアンガーデン(สวนแม่ฟ้าหลวง)
住所:The Mae Fah Luang Garden, Moo 7, Ban Musoe La Ba, Mae Fah Luang, Chiang Rai, Thailand.
営業時間:6:30〜18:00
➃タイとミャンマーの国境
タイとミャンマーの国境といえばタチレクが人気ですが、今回山頂にあるボーダーへ行ってみました。
ここも最近では観光地化されているようですが、まだまだ知られていないスポットだと思います。
メーファールアンガーデンよりもさらに山を登ったところに位置します。
到着すると数人の兵隊がいますが、どの人もとてもフレンドリーで親切でした。
タイとミャンマーのボーダーといってもここから先がミャンマーと金網がはられているだけで、とても不思議な感じがしました。
もちろん危険なことは何もなく、観光も自由です。
あいにくこの日は空気が悪いせいかあまりはっきりと見渡すことができませんでしたが、しっかり写真に収めることができました。
▶タイとミャンマーの国境
住所:Pong Ngam, Mae Sai District, Chiang Rai 57130, タイ
最後に
いかがでしたか?チェンマイで有名な北タイですが、チェンライ、メーサイにも知られざる観光スポットはまだまだあります。
レンタカーなどを借りて、ちょっと足を延ばしチェンライまで行ってみませんか?