ベルギーを訪れる予定の人によく質問されるのが、「首都のブリュッセル以外にどこかおすすめの都市はありますか?」という問いです。
今回は、そんな初めての方に是非おすすめしたい中世の名残が色濃く残る都市「ブルージュ」をご紹介します。
古都ブルージュってどんな街?
ベルギーの北西に位置する「天井のない美術館」とも例えられる美しい都市・ブルージュ。
昔は北海との交易を結ぶ水路のおかげで、商業都市として栄えていたようです。
特に、ブルージュの中央に位置する旧市街は全体が世界遺産として登録されていて、当時のままの建築物や古き石畳が続く街並みといった景観を今でも楽しむことができます。
まずはマルクト広場まで歩いてみよう
ブルージュ駅から中心部のマルクト広場までは徒歩20分程度。散策しながらゆっくり歩いていくと、道中にも観光名所を発見することができますよ。
白鳥も生息しているロマンチックな「愛の湖公園」や、隣接するベギン会修道院は歴史を感じさせながらも、時間が止まったかのような静寂に包まれた名所です。
マルクト広場に到着したら四方を見回してみましょう。
ブルージュの街並みを一望できる鐘楼(しょうろう)を始め、市庁舎やギザギザの屋根がとても特徴的なギルドハウスが目に入ります。
広場にはオープンテラスのレストランやカフェも沢山ある為、ベルギービールや食事をゆっくり楽しみながら、中央を行き交う馬や建築物を心いくまで眺めてみるというのもおすすめですね。
運河クルーズはマスト
ブルージュの旧市街を歩いていると、必ず目に入ってくるのは建物の間に入り組んでいる美しい運河です。
中世の雰囲気をくまなく味わってみたいなら運河クルーズを是非体験してみてください。
街並みをゆっくり歩くだけでも絵になりますが、運河クルーズは徒歩では行けない裏路地のような細い水路や、船着場のすぐそばを通ったりと臨場感満点。昔の商人が住んでいた大豪邸などをガイドさんの丁寧な説明つきで眺めることができます。
まるで当時の時代にタイムトリップしたかのような最高の気分になりますよ。
散策に少し疲れたらカフェでひと休み。サクサクの絶品名物ワッフルを食べてみない?
ずっと観光を楽しみながら歩き回っていると、疲れて糖分が欲しくなってきますよね。
ブルージュにも素敵なカフェは数多くありますが、私が実際に行ってみてすごくおすすめだったカフェをご紹介します。
「Lizzies Wafels」では焼きたてのベルギー名物ワッフルが食べられることで有名なお店です。
サクサクとしたブリュッセルワッフルの大きさには思わずカメラを向けてしまうこと間違いなし!
実際に食べてみると意外にも食感はとても軽く、ひとりでもぺろっと食べられてしまうことに驚きです。
地元の人達からも評判が高いらしいので、ぜひ、通りかかったらベルギー名物のワッフルを試してみて下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
ブルージュは歴史的な建造物が今もなお貴重に保存されていて、同時におとぎ話の世界に入りこんだかのような世界観を体感できる美しい都市です。
是非、ベルギーへ来たら少し遠くまで足を伸ばして、ブルージュにも訪れてみてくださいね。
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