【コロンビア】第2の都市“花の都”「メデジン」、カリブ海に面する世界遺産の町カルタヘナ

こんにちは!フランシュ・コンテ在住のテン子です。

前回は、神秘的なシパキラの塩のカテドラルや、コロンビアコーヒーの産地“カフェ・トライアングル”をご紹介しました。

黄金郷(エル・ドラード)伝説の国、コロンビアならではのユニークな観光スポット


今回は、アンデスに抱かれる“花の都”メデジン、さらにカリブ海の世界遺産都市カルタヘナをご紹介します。

美女の多い町としても名高い“花の都”メデジン

アンデスに抱かれる町メデジン。標高1,500メートルの高原は気候も穏やかで、コロンビア人の“住みたい町NO1”に輝くのもうなずけます。
1980年代、反政府左翼ゲリラ(FARC)や麻薬組織メデジンカルテルの存在から、“世界一危険な町”といわれたメデジンも、現在は毎年8月に開催されるフラワー・フェスティバルで世界的に有名です。
メデジンの観光ポイントとして、まず「ヌティバラの丘」があります。ここからは、メデジンの町が一望できますよ。

さらに、空中からメデジンを見下ろす「メトロカブレ」

丘陵地帯に張り付くような民家の真上を通ります。

メデジン出身の画家・彫刻家として世界的に名高い
ボテロの作品『アンティオキア博物館』

独特な曲線美が特徴のフェルナンド・ボテロの作品は、柔らかい印象を受ける一方で、実は強いメッセージが込められています。近くの憩いの広場にも彫刻作品がありますよ。

“花の都”を体感する花農家の訪問

8月初旬のフラワー・フェスティバルはおすすめですが、“花の都”を感じるなら花農家の訪問も可能です。
場所はメデジンから約20キロのサンタ・エレナ村。

フラワー・フェスティバルの花のオブジェも見学できます。

カリブ海に面する世界遺産の町カルタヘナ
カルタヘナは、コロンビア観光の代表的な町といえます。カラフルなコロニアル風の建物が並ぶ旧市街は世界遺産です。

旧市街の門をくぐると別世界が広がります。馬車で旧市街を散策もおすすめです。
カルタヘナが築かれたのは1533年。その後、海賊の攻撃を受けることが多かったため、1657年にサン・ラサロの丘に「サン・フェリペ要塞」が建設されました。旧市街とともに世界遺産に登録されています。

カルタヘナの港からは、沖合に浮かぶロサリオ諸島へのクルーズもありますよ。

南米解放の父シモン・ボリバル最期の地サンタマルタ

カルタヘナの東230キロの町サンタマルタは、19世紀前半ラテンアメリカの解放と統一のために戦ったシモン・ボリバル最期の地です。
彼はグランコロンビアを築いたあと失脚。サンタマルタのサン・ペドロ・アレハンンドリーノ農場で47歳の生涯を閉じました。農場にはボリバルゆかりの調度品などが展示されています。

サンタマルタ近郊には、カリブ海から内陸にわずか42キロ地点に、5,000メートル級のシェラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタが聳えています。早朝がチャンスですよ!

おわりに

アンデス山脈とカリブ海に抱かれるコロンビア。
今回ご紹介した観光ポイントを効率よくめぐるには、手配旅行やグループ旅行をおすすめします。
機会がありましたら、是非訪れて下さいね。
こちらの記事も是非ご覧くださいね!

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    ★テン子

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