こんにちは。ロンドン在住ライターのベネッサです。
2019年4月からロンドンに移住しました。
実際に住んでいるからこそ分かる、ローカル情報をご紹介します。
ロンドンは11月頃から日に日に陽が短くなり、1月の今では午後4時前に日の入りを迎えるようになりました。
雨が多く、日照時間短く、暗い日々が続きます。
しかし、そんなロンドンを明るく照らす、冬の風物詩「ハイドパーク・ウィンターワンダーランド」。
今回は、ロンドナーが毎冬楽しみにしている冬のテーマパークをご紹介します。
ウィンターワンダーランドとは?
ウィンターワンダーランドとは、ロンドンの中心にあるハイドパークという公園に11月の中旬から1月初旬までの冬季限定で出現する巨大な遊園地&クリスマスマーケットのことです。
どれくらい大きいかというと、ライド系のアトラクションの他、サーカスなど鑑賞系、お化け屋敷やアイススケートリンクなど、100を超えるアトラクションの他、クリスマーケットや様々な飲食店が集まります。
入場料は無料で、アトラクションごとにお金を払います。
2019年のウィンターワンダーランドは11月21日から翌年の1月5日まで、12月25日を除き毎日午前10時から午後10時まで開催されています。この時期にロンドンに旅行に来る機会があれば、是h立ち寄ってみてください。
クリスマスである12月25日は閉演していますのでご注意ください。
クリスマスは家族と過ごす日ということで、スーパーも閉まりますし、チューブ、バスなど公共交通機関でさえまともに動きません。
アトラクション
毎年新しいアトラクションが誕生し、魅力的な見どころも満載。2019年は「パディントン・オン・アイス」がお目見えして注目を浴びています。
私も全て乗ったわけではありませんが、短い滞在時間でもここだけは体験するべき、というアトラクションをご紹介します。
New Giant Wheel
毎年目玉アトラクションの観覧車ですが、2019年から新しくなり、なんと高さは70mです。
移動式遊園地のなかでは今のところ世界一の高さになっています。
テーマパークのライトアップを一望できるのもいいですね。
標準料金は大人一人9£、子ども一人7£です(時間帯によって7£から9£まで上下します)。
Ice Mountain
北極圏をイメージした施設の中をぐるぐる回るミニコースターです。
中はオーロラや星空の装飾の他、シロクマの置物などでかわいらしく飾り付けられていますが、一般的なローラコースター+常に横回転という作りのため、お客さんの悲鳴がすごいことに。日本ではなかなかない見かけないタイプなのでおすすめです。
こちらは通常料金が大人1人7£です。
サーカスや観覧車と違って、ライド系のアトラクションは事前の予約はできず、TAP&RIDEというシステムを使っています。
アトラクションを乗る前に、コンタクトレスのクレジットカードやデビットカードでタップして(もしくは通常のクレジットカードやデビットカードでPINコードを使用して)支払います。
クリスマスマーケット
ウィンターワンダーランドのクリスマスマーケットでは、ホットワインやビール、ソーセージなど一般的なクリスマスマーケットの出店の他、バスケのフリースローや射的、イギリスらしい競馬を模したゲームなど体験型の出店も多く、大勢の老若男が集います。
多くのゲームの景品は巨大なぬいぐるみです。
ウィンターワンダーランドの開催期間中は、ハイドパーク周辺で、巨大なぬいぐるみを背負ったカップルや家族が多く見られます。
アクセス
ウィンターワンダーランドは、毎年ハイドバークの東側で開催されます。
基本的にどのゲートもバス停やチューブの駅からアクセスは良いですが、夕方のゴールデンゲートは行列ができるのでご注意ください。
入場の際は、警備員によって鞄の中身とボディチェックがあるため列が進むのがとても遅いです。
ショーやサーカスをオンラインで予約した人は、パープルゲートから並ばずに入場できるので、何かショーを見る予定の方はこちらのゲートがおススメです。
夕方・夜は混雑するので、家族連れの方やベビーカーを押していく人は早い時間に行くのが無難です。
急に雨が降った場合、雨宿りできる場所が少ないので、傘のご用意をお忘れなく。
まとめ
冬にロンドンに来る機会があれば、ハイドパークのウィンターランドに行きましょう。
入場料は無料なので、ライトアップを見つつ、ライブ音楽を聴きながらビールを飲むだけで最高の夜を過ごせます。