子連れにもおすすめ!少し変わった博物館ロンドンデザインミュージアムが面白い

    こんにちは。ロンドン在住ライターのベネッサです。

    2019年4月からロンドンに移住しました。

    実際に住んでいるからこそ分かる、ローカル情報をご紹介します。

    今回はロンドン西部にある「ロンドンデザインミュージアム」についてご紹介します。

    ロンドンの美術館・博物館と言えば、真っ先に思いつくのは大英博物館、ナショナルポートレートギャラリー、自然史博物館、テートモダンなどが挙げられますが、ロンドンデザインミュージアムも外せません。

    ロンドンデザインミュージアムとは?

    名前のとおりデザインを特集するミュージアムですが、プロダクトデザイン、建築、グラフィック、ファッションなど幅広いジャンルをカバーしています。

    ロンドンの中心部から見てやや西側のケンジントンエリアに位置します。

    2018年には「European Museum of the Year Award」を受賞するなど、海外からもそのキュレーションの完成度の高さが認められているミュージアムです。

    常設展(無料)の他、常に一つの企画展(15£程度)が開催されています。

    企画展も毎回素晴らしいですが、ロンドンに旅行に来た時にいつでも鑑賞できる常設展をご紹介します。

    ちょっと変わった常設展

    ロンドンデザインミュージアムの常設展は、単にデザインの種類や歴史をキュレーションする一般的なデザインミュージアムとは異なり、デザインの役割や影響、社会や経済との関係について、来場者に考えさせるような展示になっています。

    常設展の入り口

    常設展のテーマは「Designer Maker User」(デザイナー 制作者 利用者)です。何でも「デザイン」と一括りで語られることが多いものを、プロダクトに関わる3者それぞれの視点から分析されています。

    簡単にまとめると、デザイナーエリアでは、プロダクトデザインにおけるデザイナーの思考回路、メーカーエリアでは、プロダクトの製作過程や当時の技術、ユーザーエリアではプロダクトとユーザーの関係性について開設されています。

    デザイナーエリア

    あまりイメージが湧かないかもしれませんが、そもそもロンドンは、16世紀に産業革命が起こった歴史的なモノづくりの国です。

    キュレーションにもお国柄が反映されてるのかもしれません。

    ショップもおススメ

    ここロンドンデザインミュージアムのショップは、可愛い雑貨好きにはたまらないです。雑貨だけでなく、アクセサリーや本、椅子などの家具も取り扱っています。

    展示は1時間程度で鑑賞できますが、ショップにももう1時間準備した方が良いかもしれません!

    まとめ

    ロンドン西部のケンジントンにある、ちょっと変わったデザインミュージアムについてご紹介しました。

    良いデザインだな、だけではなく学びが非常に多いので、お子様を連れていかれるのも良いと思います。

    大英博物館などの大きいミュージアムを経験済みの方は是非!

    ▶ロンドンデザインミュージアム

    アクセス
    224-238 Kensington High St, Kensington, London W8 6AG
    ハイストリートケンジントン駅から徒歩10分程度 



       

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