サワッディーカー。
タイの首都バンコクで暮らしているライターのpukpuiです。
2020年3月30日、バンコクとその近郊を繋ぐ電車MRTブルーライン線の全駅正式運行が始まりました。
今回は新たに正式運行される事になった8駅をご紹介します。
バンコクとその近郊を繋ぐMRTブルーライン線とは?
MRTはバンコクメトロとも呼ばれ地下鉄のイメージが強いですが、今回から正式運行される8駅は全て地上を走る高架路線。
バンコク中心部から西側のエリアを通り、これまでタクシーやバスなど車しか移動手段のなかった地区へ渋滞を気にすることなく行けるようになったので特に時間のない観光客には嬉しい路線です。
駅名は?乗り換えは?最寄りスポットもご紹介
今回正式運行になった駅はタオ・プーン駅(Tao poon、เตาปูน)からター・プラ駅(Tha Phra、ท่าพระ)駅の間の8駅。
試運転の期間はパープルライン線との接続があるタオ・プーン駅で乗り換えが必要でしたが正式運行になってからは乗り換えの必要も無くなり、使い勝手が更によくなりました。
駅名表示も英語・タイ語に加えて駅番号も付いているので路線図も外国人からも分かりやすくなっています。
駅名と駅番号をチェック!最寄りスポットは?
タオ・プーン駅から
BL09 Bang Pho(บางโฟ)
BL08 Bang O(บางอ้อ) ヤンヒー病院
BL07 Bang Phlat(บางพลัด)
BL06 Sirinthon(สิรินธร)
BL05 Bang Yi Khan(บางยี่ขัน) ラマ8世公園
BL04 Bang Khun Non(บางขุนนนห์) 国鉄トンブリ駅(Thon Buri、ธนบุรี)・シリラート病院
BL03 Fai Chai(ไฟฉาย)
BL02 Charan13(จรัญฯ13)
ター・プラ駅まで上記8駅が正式運行となりました。
ブルーライン線の料金と営業時間はこちら
https://admin.bemplc.co.th/Upload/mapforweb2020-01_81275468_1585303744..jpg
ブルーライン線は全38駅、全長48㎞の路線です。
料金は16バーツから42バーツ。
割引きは2種類あり、14歳以下で身長91㎝から120㎝または60歳以上は50%引き、23歳以下の学生は10%引き。
営業時間は朝6時から深夜0時までと日本の電車とほぼ同じ運行時間。
通常は約7分間隔、朝7時から9時と16時30分から19時30分の間は約4分間隔で走っているので移動の予定も組みやすいですね。
ブルーライン線を使いこなして時間も交通費も節約しよう!
ブルーライン線から徒歩では行けないけれどタクシーやバス、ソンテウ(乗り合いバス)を組み合わせると更に移動範囲が広がります。
渋滞のひどいバンコク中心部はブルーライン線に乗り、渋滞を抜けてから車で移動すれば時間も交通費も大幅に節約できてしまいます。
例えばBL04のバーン・クン・ノン駅。N11のThonburi Railway船着場(ท่าเรือสถานีรถไฟธนบุรี)までタクシーかソンテウで移動しチャオプラヤ川でボートに乗ればカオサン通り最寄りのPhra Arthit船着場(ท่าพระอาทิตย์)までたった2船着場で着いてしまいます。
バンコク市街から1番近い水上マーケットのタリンチャン(ตลาดน้ำตลิ่งชัน)も同じバーン・クン・ノン駅から約2.3㎞なのでタクシー代もかなり節約できます。
インスタ映えで注目されているお寺ワット・パークナム(วัดปากน้ำภาษีเจริญ)はター・プラ駅から約650m。
タクシーに乗ればすぐそこです。
まとめ
今回はバンコクでもまだ外国人が行きにくい西側のエリア中心のご紹介でした。
渋滞に左右されない移動手段は観光客にも在住者にも嬉しいもの。
まだ知られていない穴場スポットを探しにブルーライン線に乗って出かけてみてくださいね。
▶MRTサービスセンター
電話番号 0-2624-5200
営業時間 平日7時から20時。土日祝日8時から17時。
(2020年4月現在タイ政府の新型コロナ拡大防止対策により各施設の営業時間の変更があります。お出掛けの際は営業情報を必ず確認してください)