マレーシア旅行をされる際は、やはり前もって治安について知りたいと思われるかもしれません。
今回は在住者から見たマレーシアの治安、気をつけるべき点についてお伝えします。
旅行の際の参考にしていただければ嬉しいです。
マレーシアは日本人が移住したい国11年連続1位と言われていますが、その中の理由の一つに治安の良さがあげられます。
基本的にマレーシア人はとてもフレンドリーで、初対面の人ともすぐ打ち解けて楽しくお喋りします。
親日国であることも助けてか、差別を感じる事も少ないと思います。
いく先々で出会う人たちとコミュニケーションを楽しむのは旅のハイライトの1つです。
その一方で、残念ながらスリやひったくり、強盗といった犯罪が多いが現実で、大使館の情報によると年間の強盗発生数は日本の24倍になるそうです。
どうしても日本人はターゲットにされやすいので、それなりの対策をとる必要があります。
スリやひったくりに遭わないためのアドバイス
スリやひったくりに遭わないために幾つかのポイントをお伝えします。
➀カバンはきちんと口が閉められる物を選び、開けっぱなしにしない
ローカルの友達に「日本人ってカバン開けっぱなしにするよね」と言われたことがあり、確かに日本ではそれほど気を付けていなかったなぁと考えさせられたことがあります。
きちんとチャックを閉め、少しでも他の人の気を引かないようにします。
➁カバンは自分の体の一部だと考える
電車で寝たり、レストランで席にカバンを置いてトイレに行ったり、スマホに気を取られて荷物のことを忘れてしまったり、ついやってしまいがちですが気をつけましょう。
リュックサックを前に背負うのは東南アジアではよく見る光景です。
カバンを自分の体の一部であると意識しておくのは助けになります。
➂歩いている時は、道路側にカバンを持たないようにする
2人乗りのバイクでやってきてひったくる方法が1番多いので、これはローカルも気をつけていることです。
万が一、ひったくられたら、絶対に取り返そうとしないようにします。
なぜなら、カバンを離さなかったために道路に飛び出てしまったり、転んでしまったりするといった二次被害に遭う可能性があるからです。
これで大怪我をした日本人がいるので、実際に大使館からも注意喚起されています。
➃じろじろ見てくる人や、不自然に距離を詰めてくる人がいたらすぐにその場を離れる
カバンを自分の体のそばに引き寄せ相手と距離をとりますが、人けのないところには行かないようにします。
➄観光地以外は歩き回らない
マレーシアは日本以上に車社会です。
観光地ではないところを外国人が歩いていると、それだけで目を引きます。
それで、歩けるかなと思う距離であってもできればタクシーを呼んだ方が安心です。
マレーシアでタクシーを呼ぶには、ぼったくりの心配がないGrab Taxiというアプリをお勧めします。
アプリの使い方は別記事でご紹介しています。
➅深夜は出歩かない
マレーシアの中でもクアラルンプールは夜にマーケットが出るので、夜遅くまで楽しめますが、深夜は犯罪が起きやすいことを覚えておいてください。
➆あまりにも観光客っぽい服装は避ける
どんなファッションをするか考えるところからすでに旅行が始まっている、と言っても過言でないほどこれは楽しいことなので、なかなか難しい点だと思います。
私がローカルから言われてハッとしたことをお伝えしますので、頭の片隅に置いてもらえたらと思います。
それは「日本人は遠くからでもすぐ日本人だと分かるよ。狙われるよ。」というもので、実はこれは何度も聞いたことのあるアドバイスです。
それ以降、現地に溶け込む服装とメイクをすることを覚えました。
ただ、島やビーチにいく場合は周りが観光客ばかりになるので、私もリゾートっぽい好きなファッションを楽しんでいます。
まとめ
外国人として気をつけるべき点をお伝えしました。
おどかすわけではありませんが、必要な対策を取っていればその分安心して旅行を楽しめると思います。
大使館は随時注意点をアップデートしていますので、でひ参考になさってください。
▶在マレーシア日本大使館HP
https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html