「インド 犬」というキーワードで検索すると、狂犬病とか道にあふれかえる野良犬の情報が多く、また、インドでは人のことを馬鹿にする際、「ドンキー(ろば)」と同じぐらい「犬」と罵り、インドでの犬に対するイメージは悪いのですが、実はインドにも愛犬家はたくさんいるんです。
上流階級の人々はハスキーやジャーマンシェパード、ラブラドールレトリバー等の大型犬を好む方傾向がみられます。
暑―いインドでのジャーマンシェパードを見ると、なんだかかわいそうになっちゃいます。
筆者も今年の初めに保護犬を家に迎えました。
我が家に来たばかりのころの子犬時代。
キャンディと命名。
野良犬だったキャンディのママは、意地の悪い人に毒を与えられ、瀕死の状態だったところをNGO団体に助けられ、6匹の子犬を出産した後、亡くなってしまいました。
残念ながら、インドでは野良犬に対するいじめやいたずらが絶えません。
その一方で野良犬にご飯をあげたり、保護する団体や個人もたくさんいます。
キャンディのおかげでインドでの犬・ドックフード事情をたくさん知ることができました。
インドはお野菜やお米、鶏肉などが安いため、我が家は基本的に手作りごはんをあげています。
基本はお米+ゆでた野菜&鶏肉ですが、まわりのインド人からはよく、「毎日、鶏肉あげてるの?」とびっくりされます。
おしゃれなペットショップ
ペット用品店は混とんとしたお店が一般ですが、バンガロールにはこんなおしゃれなお店も。
Heads up for tails(https://headsupfortails.com/)というお店で、犬や猫、小鳥やうさぎ用のグッズが豊富に売られています。
バンガロールに数店舗あり、オンラインでも購入可能です。
ドッグフード事情
おすすめは100%ナチュラルのドッグフードのスタートアップブランド、Canine Craving(https://caninecraving.com/)。
(画像はCanine Cravingオンラインショップのスクリーンショット)
乾燥させたビーフや鶏肉は犬のご褒美にぴったりです。
安価な犬用ビスケットをあげるときもありますが、この乾燥ビーフや長時間噛み続けられる硬いビーフをあげると、めちゃくちゃ喜んで食べてます(たぶん)。
最近は犬用の生肉も買えるようになりました。B.A.R.F India(https://barfindia.com/)で注文すると、冷凍でお肉が届き、毎回解凍して犬に与えます。
(画像はB.A.R.F Indiaオンラインショップのスクリーンショット)
お肉の種類も、写真のとおり、鶏肉、豚肉、牛肉のほか、鴨やターキーもあります。
犬に生肉なんて、しかも生肉なんて食べる習慣がないインドで、、と最初は筆者も思いましたが、どうやら生肉のタンパク質が犬の腸に合っており、消化吸収しやすいそうです。
愛犬家の友人のおすすめで生ビーフをトライしました。
我が家のキャンディは食いしん坊なので、ゆでた鶏肉も生ビーフもガツガツ美味しそうに食べてたので、ちょっと高めの生肉あげなくても、いいかな、という結論をでしましたが、友人の17歳(!)の老犬は今では生肉しか食べないそうです。
家を数時間あけて、お留守番させる際に役立っているのがDogsee chew(https://www.dogseechew.com/)のヤクのチーズのおやつ。
長時間もち、美味しいのか、吠えることもなくずっと噛み噛みしています。
近場のペット用品店でいつも購入していますが、ホームページを見ると色々な種類があるようです。
(画像はDogsee chewオンラインショップのスクリーンショット)
日本から犬を連れてくる駐在の方も、また、インドで保護した犬を連れて帰国される日本人や欧米人も結構います。
意外(?)と、動物病院やペットホテルも充実しているので、インドでも楽しい「犬のいる暮らし」ができますよ!