日本では馴染みのない「アムラ」。
ビタミンCとカルシウムが豊富で、免疫力を高め、アンチエイジングの効果があり、脂質やコレステロール、血管機能の改善効果もあるという、スーパーフルーツで、インドでは古くから伝統医学のアーユルヴェーダでは、日常で重宝されてきました。
生で食べると、とっても酸っぱいので、蜂蜜漬けにされたものや、スパイシーなピクルスとしてよく売られています。
筆者は美容と健康のため、朝起きたときとお昼に1日2回、アムラジュースを飲んでいます。
効用は生のアムラと同じく、体にいいことだらけで、お通じもとてもよくなります(個人差あり)。
筆者は日本での学生およびOL時代、根治できない便秘に悩まされてきたのですが、インドではアムラジュースとスパイスのおかげか、全く便秘になりません。
アムラジュースのブランドは色々あるのですが、色々試したなかでこのKAPIVAのWild Amla Juiceが一番良いと感じました。
緑色の若いアムラは栄養がすくないため、熟したアムラを摂取するのがよいみたいです。
熟していないアムラのジュースもありますが、このブランドのジュースは、アムラが一番熟れて美味しい11月から3月の時期のみアムラを採取し、ジュースにしているようです。
たくさん飲めばいいというわけではなく、1回に摂取する量は30ml程度でお水に混ぜて飲むのが一般です。
3年以上飲み続けてもまだ味に慣れないため、筆者はいつも目と鼻を閉じて一気飲み。
ジュースだと保管や持ち運びに不便という方にはアムラパウダーが便利です。
お水に混ぜて飲むとアムラジュース同様の効果があります。が、アムラジュースより若干苦い気もします。
(画像はPATANJALIのオンラインショップより *1)
苦いのが苦手な方にはアムラキャンディがおすすめです。
インドの家庭では、よくお母さんやおばあちゃんが子どもにアムラキャンディを食べさせています。
(画像はPATANJALIのオンラインショップより *1)
お砂糖で甘く味付けされているので、抵抗なく食べれます。
普通の飴ほどおいしいわけではないので、子どもがガツガツといっぱい食べる心配もなく、最適のキャンディです。
「毎日ひと粒食べれば、病気にならない」と言われるアムラは、インドではとっても一般的に、日常でよく使用されているので、基本的にどこのスーパーやオーガニックショップに行っても購入できると思います。
美容面、健康面で魅力たっぷりのアムラ。ぜひ、インドで手に取って試してみてください。
*1 https://www.patanjaliayurved.net/product/natural-food-products/candy/amla-candy/603