【マレーシア】車窓からの景色も必見!マレー鉄道の乗り方、予約方法を解説!

マレーシアで初めて電車で日帰り旅行に行ってきました!

目的地は食の都、イポー(Ipoh)です。

週末になると、各地から多くの人がおいしいご飯を求めてイポーへやってきます。

今回わたしたちはドライブするより、電車でゆったり出かけることにしました。

マレー鉄道とは?

まず、マレー鉄道についてですが、マレー半島を南北につないでいます。

タイ〜マレーシア〜シンガポールを繋ぐ西側の路線と、マレーシア内の風景を楽しめる東側路線があります。
電車好きの人は、この電車で国境越えをして隣国へ旅行へ行く楽しみもあります。

路線図

この路線図では、左側の路線がタイ〜マレーシア〜シンガポールをつないでいて、PADANG BESARはタイにある駅、1番下のWOODLANDSはシンガポールの駅になります。

イミグレーションでは全員下車することになります。

KL SENTRAL駅からIPOH駅へ、マレー鉄道の旅

今回わたしが旅したのは、路線図中央にあるKL SENTRAL駅から少し上へIPOHという駅まで、2時間半の距離です。

昔は列車の趣をしっかりと残していたようですが、最近は電化が進んでおり、わたしが乗った路線はETS(Electric Train Service)とも呼ばれています。

事前予約は必須!1週間前までがおすすめ

さて、イポーへの旅は急に思いたったもので、翌日のチケットの予約がとれるか公式サイトで調べてみました。

意外なことに、終日満席。

平日なのにそんなことあるのかと驚きましたが、いろいろ調べてみるとこの路線、当日駅に行ってチケットを買うなんてもってのほか、毎日予約で満席になるんだとか。

それで計画を変更して、1週間後に行くことにしました。皆さんもお気をつけください。

チケット予約方法

➀公共交通機関予約サイトにアクセス

チケットの予約の仕方ですが、公式サイト http://www.ktmb.com.my/ETS.html
から予約できますが、マレーシアクオリティでサイトのサーバーダウンがひどいです。

支払いがうまくできないという事例が多くあるようです。

それで、マレーシアの公共交通機関の予約サイト https://www.easybook.com/en-my からの予約をおすすめします。

値段は同じで、無料で座席指定も可能です。

➁支払い完了

支払いが終わると、eTicketが送られてきますが、印刷する必要はありません。

➂当日画面をスタッフに見せる

当日スマホの画面でそれをスタッフに見せるだけでオッケーです。

また、ETS路線は、プラチナ、ゴールド、シルバーの3種類ありますが、プラチナは停車駅が1番少なく、シルバーは各駅停車になります。

当日乗車までの流れ

ここからは旅当日の情報です。

わたしはKLセントラル駅から出発しましたが、マレーシアで1番大きいターミナル駅なので、この駅を利用される際は移動時間に余裕を持っていた方が良いです。

KTM Komuterが目指す改札ですが、行先別にプラットフォームが違うので、改札を通る前に電光掲示板で確認します。

Ipoh行きはプラットフォーム1となっているので、この写真にある改札を通過せずに右手にあるエスカレーターで上に行くと、左手側にプラットフォーム1専用の改札があります。

スタッフにeTicketを見せプラットフォームに向かいます。

イポー行きはレトロな列車ではなくとても現代風の電車です。

電車の中は日本とほぼ同じですが、食堂車があり誰でも利用できます。

クーラーがとてもよく効いているので上着は必須です。

車窓からの景色を楽しもう

余談ですが、KLセントラルを出発すると数分でクアラルンプール駅をゆっくりと通過しますが、その駅がおしゃれなんです。

まるでヨーロッパにきたかのような雰囲気に包まれます。

ぜひ写真をお見せしたいのですが、見惚れて写真を撮りそびれてしまいました。

車窓からの景色を楽しむのは旅の醍醐味です。

クアラルンプールの都会を抜けると、ヤシのジャングル、田園風景、湿地帯、池エリアなど景色がどんどん移り変わっていきます。

イポー駅は必見!

目的地イポー駅ですが、イギリス植民地時代のコロニアル建築の白い建物がとても素敵で、マレー鉄道一美しい駅と言われているそうです。

わたしが出かけた日は、ヘイズという大気汚染がひどい日で青空が見えず残念でした。

スカッと晴れた日は、熱帯の濃い青空とコロニアル様式の白い建物の素敵な写真が撮れるはずです。

マレーシアでのちょっとした遠出にはマレー鉄道を!

イポーには4時間ほどの滞在でしたが、イポーグルメや観光をめいっぱい楽しむことができました。

マレーシアで電車の旅は初めてでしたが、とても楽しめました。

いつか電車で国境を渡る旅もしてみたいなと思いました。

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