国際線が多く飛び交うムンバイは、デリーに次いで、インドの出入り口になる街。
ムンバイ空港到着後、そのまま目的地まで移動してもいいのですが、世界遺産も多数あるムンバイ。
せっかくなので、1日~2日ほど寄り道して見る価値が非常にあります。
ムンバイの観光スポットといえば、インド門、ドビーガート、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅、博物館、エレファンタ島がありますが、今回は世界最大の洗濯場「ドビーガート」とアカデミー賞受賞で話題になった映画『スラムドッグ$ミリオネア』のラストシーンで出てきたチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅、インドで有名な高級ホテルタージマハル・パレス・ホテルを紹介します!
目次
1.ドビーガート
2.チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅
3.タージマハル・パレス・ホテル
1.ドビーガート
ドビーと聞くと、ハリーポッターに出てくる屋敷しもべを思い浮かべる方も多いかと思いますが(私だけ?)、ヒンディ語でドビーは「洗濯する人」という意味で、ドビーガートとは「洗濯場」です。
洗濯機が普及していなかったころは、各家庭にドビーと呼ばれるお洗濯屋さんが来て洋服をあらってもらったり、ドビーに朝、洗濯ものを渡し、夕方に届けてもらっていました。
今でも洗濯機を持たない家庭は多数あり、その習慣は残っています。
ムンバイのマハラクシミ駅横にあるドビーガートは世界最大級の大きさで、観光地としても有名です。
ムンバイはインド最大の商業都市、金融の街で高層ビルが多数乱立しています。
このスラムのようなドビーガートと高層ビルが隣接してる、何とも言えないこの光景は、なんとも圧巻です。
多くの人が日常の移動手段として利用するマハラクシミ駅上の陸橋からドビーガートを見下ろすことができます。
ドビーガートをよく見てみると、ジーンズだけの区画、シーツだけの区画など、洗濯物の種類によって分けられている様子が分かります。
2.チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅
世界文化遺産にも登録されているこの駅舎は、前述のとおり映画『スラムドッグ$ミリオネア』にも登場しています。
外から見るだけでもいいのですが、簡単に駅の中に入れるので、ぜひ中の様子も見学して見てください。
(独立記念日やその他大行事の前後はセキュリティが厳しい時もあります)
中に入って右側の切符売り場の、大きな柱は圧巻です。
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅は2008年11月のテロの現場の一つでもあり、柱をよく観察すると、当時の銃跡が残っているのが分かります。
駅前の超混雑していて熱気でムンムンとした地下道を通ると、駅の向かい側に出ることができ、建物の様子をよく見れます。
3.タージマハル・パレス・ホテル
インド門前の一等地に立つタージマハル・パレス・ホテル。
タージホテルはインド各地にある、地場の高級ホテルです。
インドの大金持ちタタが、欧米系列の高級ホテルで入場を断られたことに立腹し、1900年初期、インド人のための高級ホテルを建設したのがはじまりです。
海側のお部屋からは、港やインド門に沈む夕日を眺めることができ、贅沢なひと時を過ごせます。
ホテル内にはレストランやバー、お土産屋さんがあるので、店舗のみの利用も可能です。
お値段は1泊2万5千円以上しますが、ホスピタリティや内装等、1泊の価値ありです。
ぜひムンバイ観光の際はご体験ください。