カナリア諸島北西端に位置するラ・パルマ島。「美しき島(Isla bonita)」や「緑の島(Isla verde)」と呼ばれています。その名の通り、海も空も山も全てが美しく素敵な島です。
ラ・パルマ島に来たら絶対に体験したいこと
目次
①火山を体験しよう
②海の生き物に会おう
③ビーチでのんびりしよう
④緑の森でマイナスイオンを浴びよう
⑤夜空を見上げよう
①火山を体験しよう
島を東西に隔てる火山線に沿って進むボルケーノハイキングが人気で、ヨーロッパ中のハイカーが訪れます。
ハイキングコースには2000m級の山々が連なり、滝やカナリア松の緑が心をリフレッシュさせてくます。
島の南端にあるテネギア山は1971年に噴火し、展望台からは溶岩流の跡が見られ、自然の雄大さを感じることができます。
②海の生き物に会おう
西海岸沖には野生のイルカやクジラが生息しており、イルカ&クジラウォッチングツアーがたくさんあります。会えなければ返金保証をしているものもあるほど、遭遇率に自信を持っています。
私はイルカの親子に会うことができました。水も透き通っていてとても綺麗でした!
西海岸は、密猟者や海賊が隠れ家を作って暮らしていたことでも有名で、海からでないと見られない集落があるのも人気です。
断崖絶壁に作られた家は、陸からはたどり着けません。
現在は犯罪者の集落ではなく、隠れリゾートとして人気です。
③ビーチでのんびりしよう
火山島のため、黒砂のビーチが多いラ・パルマ。
海水も暖かく感じられ、躊躇せず海に入ることができました。
黒砂のビーチは、西海岸のプエルト・ナオスやプエルト・タサコルテが有名です。
岩肌をくり抜いて自然のプールにしているビーチもたくさんあります。遠くに流されてしまう心配がないので、お子さんが一緒でも安心です。
東海岸のチャルコ・アスールは海の青さが美しく、島民からも人気のビーチです。
④緑の森でマイナスイオンを浴びよう
「緑の島」の愛称の通り、水に恵まれているのもラ・パルマの特徴です。
山間部は雲に囲まれており、水と緑豊かな表情を見せてくれます。
北東部にある「カスカーダ・デ・ロス・ティロス」は、ぜひ訪れていただきたいスポットです。
熱帯雨林のような美しい森の中に滝が神々しく流れています。
滝からのマイナスイオンと緑の匂いを存分に楽しんでくださいね。
⑤夜空を見上げよう
ラ・パルマは街灯があまり設置されていません。
そのため、星がとても綺麗に見えます。道路沿いにも天体観測スポットが多く設けられていますし、市街地から少し離れるだけでも満点の星空が現れます。
星マニアの方には「ロケ・デ・ロス・ムーチョス」エリアは垂涎の場所です。
標高2000mを超える国立公園内にあり、天文台や大望遠鏡が設置されているスペインの天体観測の重要ポイントです。
日中に訪れても、雲海に佇む展望台や、海まで見える美しい景色などを楽しめます。
⑥新鮮なフルーツを堪能しよう
ラ・パルマはカナリア諸島でもフルーツの一大産地です。一年中栽培されているバナナはいつでも新鮮なものが手に入ります。
西海岸のタサコルテは「バナナの首都」と呼ばれ、バナナ博物館まであるほど。
バナナはもちろん、地元の果物を楽しんでくださいね。
▶Museo de Plátano
営業時間:月〜金 10:00-13:30/16:00-18:00
土曜日 10:00-13:30
*2020年6月1日現在 臨時休業中
所在地:Calle Miguel de Unamuno 13, Villa y Puerto de Tazacorte
電話番号:(+34) 922 480 151
Email:turismo@tazacorte.es
⑦フォトジェニックな街を散策しよう
首都のサンタクルス・デ・ラ・パルマには、16〜17世紀に建設されたコロニアル様式の建物がレトロで可愛らしい街並みです。
のんびり歩いて、スペインの黄金期である大航海時代に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
最後に
カナリア諸島でも自然豊かなラ・パルマ島。
ぜひ長期の休みに訪れて、ここにしかない感動に触れてみてください。
注:2020年6月1日現在、コロナウイルスによる国家非常事態宣言に基づき、ご紹介させていただいた場所が閉鎖もしくは営業時間が変更されている可能性がございます。