南インドの世界遺産といえば、「マハーバリプラム」。
小さな街ですが、数々の遺跡が世界遺産に登録されています。
チェンナイからベンガル湾沿いを車で1時間半弱(バスだと2時間ほど)、フランスの元植民地のため、「インドの中のフランス」と呼ばれるポンディシェリや独自のコミュニティを持ち長期滞在の外国人も多い「オーロヴィル」からは車で2時間弱の場所にあります。
マハーバリプラムはチェンナイからポンディシェリやオーロヴィルへの道中にあるため、往路や復路に立ち寄ったり、チェンナイからの日帰りや週末旅行にもおすすめです。
マハーバリプラムの海岸沿いにはお手頃価格のレストランがたくさん。
年中温暖(というか、蒸し暑い)な場所なので、観光の合間のビールがとっても美味しいんです。
ほんとに暑く、観光地は木陰がほとんどないので、観光は午前中に済ますか、夕方にされるのがおすすめです。
マハーバリプラムの見所
絶対外せないスポットは主に4カ所。
旅行者に一番有名なのはこの落ちそうで落ちない巨大岩「クリシュナのバターボール」。
➀クリシュナのバターボール
どんなに押しても動かないんです。
その昔、マハラジャが象を使って引っ張っても、うんともすんとも動かなかったとか。
インドで大人気の神様クリシュナの大好物バターボールが名前の由来です。
やっぱりこの図はかかせないですよね。
➁海岸沿いに建つ「海岸寺院」
8世紀に石を積み上げて建築されたお寺です
。寺院へは靴をぬいで入ります。
2004年末の津波のときには、引き潮と同時に、沖合から古代建築の姿が見えたそうで、構造物の一部は海の底に眠っているという伝説は本当だった、と地元に人々が誇らしげに言っていました。
➂巨大な一枚岩の壮大な彫刻「アルジュナの苦行」
遺跡公園内では、世界最大の浮き彫り細工と言われる、巨大な岩に彫られた「アルジュナの苦行」が目玉です。
公園内には、他にも様々な彫刻が残っており、1時間以上かけてじっくり見てまわることをお勧めします。
クリシュナのバターボールも、この同じ遺跡公園内にあります。
➃インド寺院建築の原型である石彫寺院「ファイブラタ」
一見すると華やかさに欠けていますが(失礼!)、以降の南インドの寺院はこの5つのお堂(ラタ)からなる石彫り寺院のどれかに当てはまると言われいる、インド寺院の大切な起源です。
なお、ラグジュアリーにごはん、1杯、休憩などされたい方は、マハーバリプラムに隣接するラディソンブルホテルや数年前に新しくできたインターコンチネンタルホテルがおすすめです。
プライベートビーチもあり、静かにゆったりビールを飲んだり、ゆったり地元料理を堪能することができます。
➄おまけ:インターコンチネンタルホテル内レストラン
ビーチ沿いのレストランも趣があっていいのですが、如何せん暑いところが多く。。
筆者はエアコンががっつり効いてるインターコンチネンタルで、観光後、優雅にサンデーブランチビュッフェを楽しみました!
エビのカレーがとっても美味でした~!