壮厳ながら神秘的、人を惹きつける憧れのような不思議な魅力がある「モスクワ」。
一度は訪れてみたいと思いつつ、事前のビザ取得が必須でハードルが高いイメージですが、ロシアには観光ビザとは別にトランジットビザというものがあり、72時間(3日間)の滞在が許可されるんです。
(このビザも事前取得が必要ですが、観光ビザより遥かに難易度が低くオススメです。)
東京からヨーロッパまでアエロフロート便を利用すると、モスクワで20時間のトランジットがある便もあるので、これを利用してモスクワをザックリと観光しちゃいましょう!
シェレメーチエヴォ(Sheremetyevo)国際空港から赤の広場への行き方
タクシー、電車、バスと手段はいろいろありますが、今回は時間が限られているので、交通渋滞に左右されない電車でモスクワ中心の赤の広場まで行きましょう。
①空港からアエロエクスプレスに乗り、終点のベラルースキー(Belorussky)駅に行きます。
②駅を出て、隣に立つ地下鉄のベラルースカヤ(Belorusskaya)駅に行き、
②の緑の線に乗って3つ目の駅、チェアトラーリナヤ(Teatralnaya)で降ります。
(写真:チェアトラーリナヤ駅構内)
モスクワ市内の主要観光スポット6選
①ボリショイ劇場
②ニコルスカヤ(Nikolskaya)通り
③赤の広場
④聖ワシリイ大聖堂
⑤クレムリン
⑥グム百貨店
①ボリショイ劇場
チェアトラーリナヤ駅を出ると広場があり、道路を挟んだ反対側に建っています。
ボリショイ・バレエで有名なこの劇場、平日は夜のみの公演ですので、外からの外観を楽しみましょう。
②ニコルスカヤ(Nikolskaya)通り
チェアトラーリナヤ駅に戻り、今度は赤の広場まで歩きましょう。特に観光スポットではありませんが、すごく素敵な通りなので是非ご紹介します。
③赤の広場
ニコルスカヤ通りの終わるところが赤の広場になります。
ここでは移動式遊園地、お土産屋、スケートリンクなど季節によって様々なお店やイベントがあり、ゆっくり歩きながら見て回りましょう。
ロシアならではのお土産を探すのもいいですね。
(写真:聖ワシリイ大聖堂を背に、左側が城壁に囲まれたクレムリン、右側にグム百貨店の建物。正面に見える赤い建物は国立歴史博物館)
④聖ワシリイ大聖堂
モスクワのシンボルであるこの大聖堂は、この赤の広場の端に佇んでいます。
カラフルでキュートな玉ねぎ型の屋根が有名で、さすがモスクワの人気スポットNo.1だけありますね。
撮影場所や時間帯によっていろいろな顔が見られ、ただただ見ているだけで時間があっという間に過ぎてしまう美しさです。
⑤クレムリン
赤の広場横に城壁で囲まれている一帯がクレムリンです。
もともとは城塞でしたが、現在は大統領官邸や武器庫(現在は美術館)、複数の宮殿や大聖堂が建っています。
たくさんあるので、時間に余裕がない人や歩き疲れてしまったら、いくつかに絞って中に入るのもいいですね。
(写真:クレムリン敷地内の大聖堂が集まるエリア)
⑥グム百貨店
クレムリンから赤の広場を挟んだ反対側に建ち、1893年創業の百貨店です。
Wikipediaによると「宮殿風建築の世界ナンバーワンの高級デパート」だそうです。
とても豪華で、内部は本当に宮殿のようです。
高級ブランドや高級食料品店も入っているので、ロゴ入りのお茶やお菓子をお土産にするのもオススメです。
(写真:定番中の定番、マトリョーシカ人形)
終わりに
駆け足でモスクワ中心部を回りましたが、いかがでしたでしょうか?これを機にもっとモスクワやロシアを知りたいと思ったあなたは是非次の旅行先に選んでみてくださいね。
そうそう、モスクワの冬は日中でも0℃以下ですので防寒着を忘れずに。