ここは一生に一度は見たいと言われる世界の絶景のうちのひとつ「ザ・ウェーブ」。
日本でもテレビ番組に取り上げらたこともあり、絶景写真などでも多く紹介されるので見たことがあるという方も多いと思います。
「ザ・ウェーブ」に訪れることができるのは強運の持ち主のみ!
ただしザ・ウェーブはバーミリオンクリフ国定公園の中にあり、景観を守るため自然保護区に指定されているため、そこへ行くことが許される条件は狭き門をくぐり抜けた幸運…いや、強運な一握りの人のみ!
1日20人…一般的な学校で例えると1クラスの人数よりも少ない人しか入ることができません。
その方法が抽選で、事前のインターネット抽選から10名と現地での抽選で10名、計20名です。
「ザ・ウェーブ」についてはこちらの記事をご覧ください。
ザ・ウェーブの抽選にハズレてしまったら…
今回は、ザ・ウェーブの抽選にハズレてしまった場合の代替案としておすすめの、ホワイトポケットをご紹介します。
ザ・ウェーブへのハイキングルートの入口のもっと奥にある秘境、ホワイトポケット
ザ・ウェーブは大人気で知名度もかなり高いのですが、こちらのホワイトポケットはまだ穴場で訪れる観光客も少ない絶景スポットです。
ザ・ウェーブの抽選にハズレてしまった場合の代替え先となることが多いので同じような観光客にたくさん遭遇しそうですが案外そういったことがないのです。
それもそのはず。
人間がちっぽけに感じてしまうほどの広大な大自然。
まるでSF映画の世界に飛び込んできたかのような、日本ではまず出会うことができないアメリカならではの絶景です。
ホワイトポケットでの楽しみ方やみどころ
ザ・ウェーブは、あの写真でみる波のような不思議な形の岩が続く光景のみですが、ホワイトポケットは360度違った光景があちこちに広がりバラエティに富んでおり飽きることなく散策や写真撮影が楽しめます。
しかもパーキングエリアのすぐ目の前からすでにホワイトポケットの絶景が広がるのでハイキングなしで最初から絶景が広がります。
(ザ・ウェーブはあの写真のような絶景にたどり着くまでけっこうハードな2時間ほどのハイキングが必要です)
ホワイトポケットといえば!という光景が、まるでメロンパンのような不思議な岩たち。
とってもかわいいフォルムで、メロンパンの上に乗っかって楽しんだり、いったいどうしたらこんな形になったのだろうと地形の歴史に興味津々になってしまいます。
他にもザ・ウェーブと似たようなミルフィーユ状の岩エリアもあるので必見です!
本当にちょっと目線を変えたり少し歩くだけでまったく違う表情を見せてくれるホワイトポケット。
旅のプロ感出ちゃう写真がたくさん撮れますよ。
こんなところに自分が今いるんだ…ということに感動すること間違いなし!旅の上級者になった気分になれます。
ホワイトポケットへ行くには…?
車で自力で行くことも可能ですが難易度レベルはかなり高めだと思います。
未舗装のオフロード、しかもぬかるんでいたり大きい石が転がっていたりと、かなりの悪路ですし、土地勘のない観光客がオフロードを走るなんてかなり自殺行為。
⇒サバイバル感満載のオフロード。
しかもこの記事を読む読者のほとんどは旅好きな女性だと思うので、オススメしません。
日本から事前にガイドさんを手配しましょう。現地カナブのビジターセンター(ザ・ウェーブの抽選会場)でも手配してもらえるそうですが、事前に日本で手配しておいた方が安心ですよ。
ライセンスガイドが付くDETOURS AMERICAN WESTという催行会社がオススメ。
私が行ったときは直接ここにコンタクトを取ってやりとりしないとだったのですが、日本語で代行予約してくれるサイトが登場していました!
▶アウトドアツアーズU.S.A.
https://outdoortoursusa.com/category-vermilioncliffs01.php#course01
日本語で問い合わせもできるので安心です。その際に、ザ・ウェーブの抽選で当選したらザ・ウェーブのガイドを希望でハズレたらホワイトポケットに行きたい旨を伝えてみるとアレンジしてもらえるはずです。ぜひ相談してみてください。
現地でのガイドさんは英語のみですが、がっつり英語の説明をききながら散策というよりホワイトポケットまで連れて行ってくれて現地で自由に散策しつつ写真撮ってくれたり…
といったフランクなツアーなので英語がペラペラでなくても心配ないですよ。
⇒ホワイトポケットの入口
絶景でのピクニックランチ付き。壮大な景色の上で食べるサンドイッチは格別!どんな高級レストランよりも贅沢だと思います。
ホワイトポケットはまだまだ日本人には知られていない秘境
ザ・ウェーブの抽選にハズれたときの代替え案としてご紹介する記事のはずでしたが、強運で抽選に当たりザ・ウェーブに行くことになったとしても、別日に是非訪れてほしいスポットです。
テレビ番組でしか行けなさそうな絶景スポットですがガイドさんさえ確保してしまえば、意外とハードルは低いので、ぜひチャレンジしてまわりの人と違った旅をしてみてくださいね!