旅行中、レストランで夕食を済ませてホテル戻ってからも、まだちょっと飲みたいなって思う時ありませんか?
ビール大国ドイツに来たからにはたくさんの時間をお酒を楽しむ時間に使ってみるのもいいですよね。
今回はホテルに帰ってから飲み直すときにスーパーで調達たいものをご紹介していきます。
1、【要注意】ドイツのスーパー閉店時間にご注意!日曜日は定休日
ドイツのほとんどのスーパーは日本に比べて営業時間が短いです。(中央駅などの人の多いスーパーは例外もあり)
私の住んでいるバイエルン州では、スーパーは20時には閉店してしまいます。
これは「閉店法」とよばれる1900年から続く古い法律で、今は昔よりは緩和されてきているようですが、日曜日はガソリンスタンドの売店、空港のスーパー以外は開いていません。
ですので、部屋飲みをしたい場合、スーパーなどでバラマキ土産の購入を考えている方は平日の空いた時間に早めの調達をオススメします。
2、缶ビール各種
ここはもちろんビール大国のドイツ。どこのスーパーでも豊富なビールが並んでいます。
値段は500ml缶で1ユーロ前後、飲み切れず余ってしまった場合にスーツケースに入れて持って帰ることも考えると、缶ビールが良いでしょう。
こちらにあるビールはスーパーで購入してきたほんの一例です。
地域によっても取り扱っている種類は変わってきますが、南ドイツのスーパーでよく見かけるビールの種類はこちら、お好みのビールを選ぶのも、全種類買って飲み比べするのもありですね。
ビールの種類と特徴
・Weiss (ヴァイス)
南ドイツ発祥、フルーティーで原料の50%が小麦でできている。
・Helles (へレス)
南ドイツでスタンダードなもので、苦みが少なく、コクがある。
・ Pils (ピルス)
特に北ドイツでよく飲まれる。
日本のビールと似ている。
・Radler (ラドラー)
ビールとスプライトを混ぜたもの。
アルコール度数は2%程度なので、お酒が弱い方にオススメ。
3、サラミ、ハム各種
実はソーセージやサラミを日本のお土産として持ち帰りができないことをご存じでしょうか。
残念ながら瓶入り、缶入りのソーセージ、袋入りビーフジャーキーなど、すべての肉類は日本への持ち帰りは禁止されています。
(厳密には検疫証明書を持っていれば可能ですが、個人でに証明書を手に入れるのは難しいようです。)
今では検疫も厳格化され、スーツケースに忍ばせて違法に持ち込むと高額な罰金が科せられます。
日本に持ち込めないサラミ、生ハム、ジャーキーなどは宿泊先のホテルで楽しんでしまいましょう。
これなら余計な心配をすることなく、ドイツのおつまみを満喫できます。
私のお勧めは「Bifi」というドイツのスーパーで必ず見かけるオレンジのパッケージのサラミ。
昔からドイツで愛されているサラミで、子供のおやつやはもちろん、大人のおつまみにも最適ですよ。
5、ドライフルーツ、スナック各種
ドイツはドライフルーツの種類がとても多くあります。
市場などにもドライフルーツ、ナッツを専門で取り扱うお店が出ています。
学校の軽食の時間にもパンと一緒にナッツやレーズンを持参する子供が多く、ミックスナッツが「Studentenfutter (学生の餌)」として商品名になっているくらいです。
ミックスナッツにも塩味(salzig)、甘い味(süß)、ナッツの配合など様々なのでお店で見比べながら買ってみるのも楽しいです。
ドイツに来たら必ず食べる価値ありのポテトチップスはこちら。
Lorenz社のNaturalというポテトチップス。
日本では見たことのない味、バルサミコ酢味とローズマリー味は癖になるおいしさでビールやワインのおつまみにピッタリ。日本に持ち帰ると粉々になってしまう場合もあるので、ぜひドイツで食べてみてください。
6、まとめ
いかがでしたでしょうか。
観光エリア、ホテルの都市によっては夜の出歩きは危険な場合もあるので、ビールやおつまみをスーパーで調達して、ホテルで楽しむのもいいですね。
ホテルで時間を気にせず部屋飲みスタイルは、ドイツ観光のちょっとした息抜きにちょうどいいのかもしれません。